桜が舞い散る季節になり新年度がいよいよスタートしました!高校、大学、社会人と、入学、入社のシーズンでもある4月ですが、今回、ある企業が入社式を変わったところで行いました。その場所とはいったいどこなのか?入社式が行われたのはなんと「名古屋能楽堂」。日本の伝統文化「能・狂言」を上演する劇場なのです。


この度、自動車、航空宇宙等の輸送機器、産業・精密機器、電気電子、ソフトウェア分野のエンジニアリング企業である株式会社タマディックは、2019年4月1日に名古屋能楽堂にて「2019年度 株式会社タマディック入社式」を実施。新入社員68名が新たに社員として迎え入れられました。



実は株式会社タマディックの入社式、去年は名古屋城本丸御殿で行われました。今年は名古屋能楽堂での開催となり、2年連続で伝統的な場所での入社式となりました。


会場の名古屋能楽堂は、名古屋城のすぐ南に平成9年に開館した日本建築様式の能楽堂で、その伝統を後世に伝え世界に発信する場所。 タマディックは、新入社員に「日本のものづくりを継承し、世界で活躍する人材になって欲しい」という願いを込め、能楽堂にて入社式を開催し未来の匠(技術者)の門出を祝いました。


入社式では新入社員の皆さんが、舞台上で出席者全員を前に一人ずつ自己PRを実施。発表を終えた新入社員は、


「これまで能楽堂というものを意識したことがなく、”えっ!?どこ?”という印象とともに面白い企業だなと思った」


「人前で話すことに何の抵抗もなかったのだが、能楽堂の独特な雰囲気に圧倒されてとても緊張した。普通の会場とはぜんぜん違いました」


「ジョークをまじえて自己紹介するつもりだったが、あの厳かな雰囲気にのまれてしまい、堅くなってしまった 」


と、コメント。多くの新入社員が能楽堂の雰囲気に圧倒されてしまったようです。



そして、タマディックの森實代表取締役社長は、「自動車分野は100年に一度の巨大な変革期を迎えます。技術が変わると社会が変わる、社会構造が変わると人の意識が変わる、意識が変わると新しい技術が生まれる。そして、新しい技術がまた社会を変えていきます。技術者は人類を進歩させる素晴らしい職業だと思います。皆さんには社会を進歩させる技術者になるという思いを胸に頑張ってもらいたい」と新入社員の皆さんを激励しました。


 


普段はあまり立ち入らないような能楽堂という場所での入社式。新入社員の皆さんにとっては一生の思い出になったのではないでしょうか。





週刊女性セブン 2018-04-06 発売号

Fujisan.co.jpより


情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 創立60周年のタマディックがある意外な場所で入社式を開催!荘厳な雰囲気に新入社員も動揺