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『バットマンvsスーパーマン』や『ワンダーウーマン』、『ジャスティス・リーグ』と同じ世界を共有するDCユニバースのクロスオーバー作品なんですが、過去作の知識なしでも無問題。
陸上で暮らす我々に知られる事のなかった、海底に広がる巨大な帝国アトランティス。亡命してきたアトランティスの女王と灯台守の男が出会い、生まれたのがアトランティスと人間のハーフであるアクアマン!
そんな海界隈の悪党を退治し、地上で暮らしていたアクアマンの元へ平和主義なアトランティス人から緊急オファーが到着。それは、人間の自己中な言動に我慢ならないアトランティス人たちが地上へ攻撃を仕掛けてくるのを阻止してくれというもの。
そんな気はなかったアクアマンも人類の為、戦いに身を投じていきます!
4DXを知らない方にも説明しつつ、本作との相性の良さもご紹介。まず4DXは水が出ます。肘おきや前の座席の後ろから、ちょっとヒビるレベルの水が噴射されます。
冒頭の雨のシーンから、前や横から水が飛んでくる4DX効果。水への出入りが多い本作ですが、その都度、水噴射演出でリアルな飛び込み体感を再現!
さらに、座席の可動演出。その動きは今までのどの4DX作品よりも過激!空を飛ぶが如く、海の中を自在に泳ぎ回る登場キャラたち。ほぼ全編に散りばめられたアクション・シーンも満載で座席はジェットコースターのようにノンストップ!まるで観客も海中を高速移動してるかのようなリアル感!
それに加え3Dメガネによる立体効果もオプション追加された没入感は圧巻です。特に今回の舞台は海中。深海の神秘的な3D立体映像は深海版水族館の域。個性的なシーモンスターたちの造形も楽しいです。
その他、背中を押す座席のガジェットや風が吹き出す効果などバラエティは豊富! 驚くべきは雪のシーンで劇場内にも雪が降る事!この感動は是非、劇場で味わって頂きたいです。
本作のメガホンを取るジェームズ・ガン監督は、『ソウ』シリーズや『死霊館』シリーズを世に放ってきたお方。スリラーやホラーが得意分野なガン監督だけあって、本作でも"いきなりドーン!"演出を多様!それに合せ、座席の動きもキレッキレ!
アクアマンを演じるのは、シリーズ通してアクアマンを演じてきたジェイソン・モモア。出演3作目にして、やっと主役映画が完成。全身タトゥーまみれでヒゲモジャというビジュアルを裏切らない、近くにある物を引っこ抜いて投げつけるというワイルドな戦いっぷりを発揮。
アクアマンの母、アトランティスの王女をチャーミングに演じるのは、全然、老けない『奥さまは魔女』なニコール・キッドマン。
その他、確かな演技力はあるけど『インシディアス』&『死霊館』シリーズでフィルモグラフィを埋めていくパトリック・ウィルソンが異父兄弟のオーム王役。つまり、女王がアトランティスへ戻ってから生まれたアクアマンの弟。パワーも知識もアクアマンより上な策略家のオーム王にどう戦うのかというのも本作の見所。結果、槍でワイルドに戦います。
また、アトランティス帝国の参謀にして、少年時代のアクアマンに戦闘術を伝授する悪役顔(今回は善玉です)ウォレム・デフォー。
『ジャスティス・リーグ』にもチョイ役で出演したヒロインにして、 海底国ゼベルの王女役を演じるのは、 アンバー・ハード。本作では、 伝説の槍を探す旅の過程でアクアマンとヒロインの距離が縮まっていくラブ・ロマンス要素も完備されています。
ヒロインの父親役でドルフ・ラングレが出てますが、今回はノーアクション。次回以降のアクション・シーンに期待してしまいます。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』や『MEG ザ・モンスター』など、試行錯誤されてきた"水"表現。その技術は本作でスパーク!
実は『アクアマン 』4DXが、全世界で日本が最後。日本未公開の状況で、既に2018年度、4DX全世界興行成績TOP3にランクイン。ちなみに、1位は『ジュ ラシック・ワールド/炎の王国』、2位『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』。2019年度の4DXグローバル動員200万人突破し、動員数をさらに伸ばせば1位になる可能性もあるんですが、それは日本の動員数次第。
是非、この機会に映画『アクアマン』を4DXで観賞してなみてはいかがでしょうか?『アクアマン』は2月4日から全国公開になります!
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ギボ・ログ★★★☆☆(星3つ)
盛りだくさん詰め込んだストーリーにちょっと疲れましたので、星3つ!!