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写真)「プロディジー CELグロウ」
「プロディジー CELグロウ」はアルプスの頂に咲き、紫外線や低酸素、マイナス30℃まで下がる気温変化などの厳しい環境に耐えうる強い生命力をもったエーデルワイスに着目し、その有用成分を取り入れたエイジングケアです。
ヘレナ ルビンスタイン独自の先進バイオテクノロジーを用いて抽出されたエーデルワイス始原細胞や、エーデルワイスの地上部分から抽出されるレオントポジン酸を含むエーデルワイス エキス、オイルで抽出された整肌成分であるエーデルワイス リピッド エキスなどを配合しています。
今回「プロディジー CELグロウ」が開発された背景には、日本ロレアル発の新しいトレンド「スパークリングブーマーTM」があります。
「スパークリングブーマーTM 」とは、1959年~1970年間に誕生し20代でバブル景気(1986年~1991年)を経験した、現在40歳後半~50代の女性たちのこと。ファッションや生活に高級輸入ブランド(ヨーロピアンブランド)を取り入れ、海外旅行にグルメ、リゾート、スキーやテニスなどに若い頃から親しんできた消費を美徳とする世代となります。
さらに、女子大生ブームや男女雇用均等法など、社会における女性の地位に変化のあった時期とも重なり、女性上位の世代価値観を共有しているのが特徴です。
写真)小原直花氏
伊藤忠ファッションシステム株式会社 ブランディング第3グループ ナレッジ開発室 室長 小原直花氏は、この「スパークリングブーマーTM」世代を2つにわけ、うち1959年 ~ 64年生まれを「ハナコ世代」、1965年~70年生まれを「ばなな世代」と総称しています。
ちなみに「ハナコ世代」は情報誌『Hanako』(マガジンハウス)から、「ばなな世代」は作家、吉本ばななさんがネーミングの由来。『Hanako』創刊時のキャッチフレーズは「キャリアとケッコンだけじゃ、いや。」であり、まさに、この世代を象徴したコトバだそうです。
小原氏は、「20代の頃に慣れ親しんだファッションやそのコーディネート、カルチャーなど、五感的経験は、年齢や流行が変化しても影響を受け続ける」とし、最新情報やトレンドに敏感で消費に欲張り、あくまで主役は自分であり生涯主役として輝き続けたいのが「スパークリングブーマーTM」世代だとしています。
この「スパークリングブーマーTM」世代をふくむ45歳以上の女性は、よりシンプルなスキンケアに回帰する傾向があり、化粧水や乳液などのベイシックケアの使用率が高まるそうです。自身の年齢にふさわしく信頼できるスキンケアのエキスパートを選びながらも、今の自分がもっとも美しく輝くエイジレスビューティーを目指すのが「スパークリングブーマーTM」世代です。
2020年には、その世代の前半にあたる女性たちが60歳を超えてくるようになり、いわゆるシニアと呼ばれる年齢層に入るわけですが、今までのようなシニア層とは違い、自分が輝き主役になれるプレミアムな年齢の重ね方が注目されそうです。
そのため、「プロディジー CELグロウ」の発売元である日本ロレアルでは、世界的にみても55歳以上の人口が増える日本を中心に、今後 「スパークリングブーマーTM」世代をターゲットにしたスキンケア商品開発に注力する予定としています。