平成最後のボーナス商戦がスタートしています。景気は長期回復傾向にあるようで、今年は財布の紐をゆるめて何を買おうかと思案している人もいるでしょうか。

デザイン家電ブランドの先駆けとして、今年、創業15周年を迎えたプラマイゼロ株式会社が、年末の大掃除と年明けの花粉シーズンを見据えた空気清浄機とクリーナーの新製品発表会を開催。都内でメディア関係者やインフルエンサーにむけ、説明会やタッチ&トライなどが行われました。

「±0(プラスマイナスゼロ)」は、ユーザーが本当に求めている、ありそうでなかったシンプルな“ちょうどいい”家電を提案する日本発のブランド。日々の暮らしに馴染む機能的でシンプルなデザインは「かわいいのに、良く働く」と評判。国内外においても数々のデザイン賞を受賞しています。

今回、お披露目されたのは、デザイン、実用性を追求した革新的発想の空気清浄機「C030」(ホワイト/ディープブルー)と、同ブランドで人気が高いコードレスクリーナー最新機種「Ver.3 C030」(クリアホワイト/クリアイエローグリーン)の2商品です。

360°集塵!機能を最大限に生かすデザイン

空気清浄機「C030」の特長は、なんといっても360°から集塵できる機能と、66本のスチール製中空パイプを一本ずつ溶接し取り付けた“竹籠をイメージ”させるデザイン。壁際に設置するのではなく部屋の中心に置いても良いデザインを目指したため、工業製品というよりもインテリアに近いフォルムになっています。

4層一体型フィルターで花粉やPM2.5などをキャッチ。菌やカビを抑制し、気になるニオイも脱臭します。幅約30㎝、高さ約50㎝※の大きさで約30畳が適応面積となっておりコンパクトなのになかなかパワフルです。※約H503×W298.5×D298.5

外装はフィルターを囲いすぎないスケルトン構造で、効率よく空気が通るようにと上部は螺旋状のデザインになっています。内設されているフィルターが地面に接地していないので軽やかなイメージに見えますね。

写真)スイッチボタンは下側に設置。インテリア家電ならではのデザイン。

写真)底部分の蓋をとれば、簡単に掃除ができます。

写真)「今、なにがふさわしいのか、ゼロベースにして考えた。洋服やインテリアを選ぶ感覚で空気清浄機も選んでもらうためにどういうカタチが良いか思案した」― デザインを担当した みやけかずしげ氏。

良いところは踏襲!パワフルになったコードレスクリーナー 

一方、コードレスクリーナー「Ver. 3 C030」は、「±0(プラスマイナスゼロ)」が2014年に発売し、多機能、複雑化する掃除機とは異なるコンセプトの小型軽量化・シンプルなデザインがヒットした「Y010」のバージョン3となります。

ダストカップからフィルター、グロアー、モーターまでが一直線上に並ぶ流体力学的に最も効率の良いデザインなどの特徴は継承しつつ、モーターの吸引仕事率は38W(ワット)と27%ほどアップを実現。

また、3時間の充電で約75分の連続運転※が可能となり、従来製品とくらべ、より短時間の充電で長時間の利用できるようになりました。※(ハイパワーは約20分/強は約35分)

初代からデザインを担当している中坊壮介氏は「家電製品は道具。使い勝手いかんで家事が楽にもなれば苦にもなる。うまくデザインされたものであれば掃除が楽しくなる」とコメント。子どもが使いたくなるような、軽さとパワーの両立を目指したそうです。

写真)デザイナーの中坊壮介氏。

写真)シンプルで場所をとらないデザイン。

写真)とにかく軽い!

写真)バッテリーは全色共通で使い勝手がよいです。

両、新商品は日本のみならずアジアでの販売も決定しており、「±0(プラスマイナスゼロ)」の世界戦略商品として大切な位置づけとなる予定。空気清浄機は、国内外あわせ初年度10万台、コードレスクリーナーVer3も同じく10万台の売り上げと、既存のシリーズも含め100万台を目指しています。

空気清浄機「C030」、コードレスクリーナー「Ver.3 C030」は、2018年12月14日より随時、発売です。

家電批評 2019年1月号
Fujisan.co.jpより
情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 ボーナス商戦時期に好調「±0(プラスマイナスゼロ)」が新デザイン家電を発売