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CMなどにも起用される人気動物アルパカ。まれにペットとして飼う人もいるようですが、とても飼育が難しいと言われています。それはまず広いスペースで飼ってあげなければいけないということ、そして群れで生活する動物のため、1頭で飼うとストレスがたまり神経質になってしまうんだとか。症状が重くなると体調を崩し死んでしまうこともあるほどメンタルが弱い生き物のようです。
ボホール島のメガネザル、ターシャです!お目目がくりくりしてかわいらしいこの子は、世界最小級の霊長類と言われています!ボホール島を訪れた際には、ぜひこのターシャにもお会いください! #フィリピン #セブ #自然https://t.co/zimutwknjEpic.twitter.com/ONQ2LI8JOC
— リモンズ! フィリピンで暮らそう (@limonzdays) 2018年9月14日
フィリピンのボホール島に生息するターシャ。体長約12センチ、体重120グラムという小ささ。見た目もかわいらしいため、ターシャ目当てに観光に訪れる人も多いんだとか。しかし、見つけたとしても触れるのは禁止、フラッシュ撮影も禁止。これらの行動をとるとターシャはストレスを感じてしまうそうで、頭を掻きむしったり、木に頭突きをして自殺してしまうケースもあるそうです。
ご存知スローライフの代表格ナマケモノ。しかしその生態は切ない……。
1日10グラム程度のエサで事足りるそうですが、空腹になってもあまりの動きの遅さにエサにたどり着く前に餓死。またたどり着いたとしても体調によって腸の働きが悪い時は吸収しきれず満腹なのに餓死。天敵も多く、空はワシ、地上はピューマなどロックオンされたら最後。抵抗する力もないナマケモノはこの最期をどうするのか? 諦めて力を抜く、そうです。
切なくもありますが徹頭徹尾、今わの際まで生き方を変えないナマケモノは芯が通った動物の様にも思えます。そんなナマケモノは常に樹上で生活していますが、自分の腕を枝と間違え木から転落死することもあるそうです。
ユーラシア大陸北部に広く分布する世界最小の哺乳類といわれるトガリネズミ。その大きさは、頭からシッポまでで約8センチ、体重はなんと2グラムという小ささ。その極端な小ささのためエネルギーを蓄えておけず、常にエサを食べていないといけません。数時間、食事をとらないと餓死してしまうんだとか。ちなみにネズミといいつつモグラの近縁。
見た目も大きく、屈強なゴリラ。常に争いごとをしているようなイメージですが、狂暴なのはチンパンジーでゴリラは非常に繊細。温和で争いは好まず我慢し、よほど危機的状況ではない限り戦わないそう。また警戒心も強く、そういったことでストレスを感じすぐに下痢気味になり様々な病気を併発し死に至る場合もあるそうです。
そんな繊細なゴリラですが、こんなエピソードが。
サンフランシスコの動物園で生まれたメスのココ。とても賢くゴリラ用の手話を覚え、飼育員と意思の疎通がはかれるようになりました。あるときココは猫が欲しいと要求したので子猫をプレゼントすると大喜びで、優しく抱いたり毛づくろいしたり可愛がりました。しかしその子猫が別の所でケガをしココと会えなくなってしまうと、ココは手話で何度も『悲しい』と訴えたそうです。
オーストラリアに生息するイタチのような哺乳類オポッサム。かなり臆病で驚くとぱたりと倒れ動かなくなります。このとき触っても全く動かず、さも死んだふりのような状態になります。というのも、天敵ジャガーのようなネコ科は動かなくなったものに興味を失くす習性があり、それを知ってかオポッサムはピンチの時にこの死んだふりで敵をやりすごすといわれています。
一説に繊細な動物の代名詞とし寂しいと死ぬウサギや、仲間が死ぬとショックで死ぬマンボウがいますが、実はデマでまあまあ丈夫らしいです。とはいえすぐ死んじゃう繊細な動物もいるわけですから、彼らにストレスを与えないよう上手に共存していきたいですね。