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「この世界の片隅に」といえば、第40回日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞の受賞や、アニメーション映画としては「となりのトトロ」以来28年ぶりにキネマ旬報ベスト・テンで1位を獲得するなど、国内外で約70もの賞を受賞した箔がつきまくりのものすごい映画となっています。
イベントは終戦記念日となる8月15日に開催され、監督は「実は映画を作っている途中に『この映画はいつ公開するんだ』ってなり(周囲から)『やっぱり8月の映画だよね』って話をいただいたんですね。」と公開時期の裏話を語り始め「でも『そうかな?』って思い、8月だから戦争を思い出すのか。それ以外の時は思い出さなくて良いのか。8月以外にも戦争に関するいろんなことがあって。(主人公)すずさんの人生も8月以外にもいろんなことがあって。そういったことを皆さんにもわかってもらいたくて、あえて夏を避けて2016年11月に公開になったわけなんです。」と当時を振り返りました。
その時、のんさんはというと…
見てください!この真剣に監督の話を聞く表情。もはやアートといっても過言ではない鋭い眼差し。
こんな目で見つめられながらスラスラと当時を振り返れる監督はすごい。
MCより久々にすずを演じて見た感想を聞かれると「すずさんを演じてから(期間が)空いていたので不安な気持ちだったんですけど、ブースに入って何度かやってるうちに…あ、『大丈夫だな』と手応えを感じました(笑)」と会場を笑わせました。
さらに監督から「(原作者の)こうの史代先生が『いままでにない、大人の声 のすずさんですね』」とお褒めの言葉を。そしたらのんさんから笑みがこぼれ…
かわいい…この可愛さを表現できる日本語ってありますか?私の語彙力がもう少しあれば…
のんさんが声優をつとめる『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は、12月より、テアトル新宿、ユーロスペース他全国でロードショーとなっております。