東京・半蔵門にある皇居ランナーたちのステーション「JOGLIS」に、「まるで湯船に浸かってるような感覚」を体感できるシャワー製品「アクアネオ」が登場。3月5日、このアクアネオの寄贈式が行われ、建材・設備機器メーカーLIXILの担当者をはじめ、JOGLISスタッフやランナーたちが駆けつけた。

アクアネオは、吐水時に大量の空気を混ぜることで従来シャワーよりもボリューム感があるオーバーヘッドシャワーと、側面から横方向に湯が出てくるボディーシャワー・フットシャワーがセットになったモデル。横から身体に湯をあててくれるボディーシャワー・フットシャワーは、10か所のノズルが全身を包み込むように霧状に噴出。浴槽入浴と同様に身体の芯から全身を温めてくれるスグレモノ。

男性フロアに1台、女性フロアに1台の合計2台が設置され、「人気でアクアネオ待ちが出る時間帯もありそう」とスタッフはいう。

錦織圭が勝つと最新シャワーも増える…そのねらいは?

LIXILはこれまで、ユニバーサルデザインの視点を取り入れたシャワー製品「シャワー・ド・バス」「アクアネオ」を7施設に14台、寄贈してきた。

この寄贈プロジェクトは、同社の「ユニバーサル社会の実現」を目指した活動「リクシル すすめる、ユニバーサル。」の一環。プロジェクト名は「LIXIL錦織チャレンジ スポーツ施設サポートプロジェクト」。この動画やプロジェクト名でわかるとおり、同プロジェクトは、プロテニスプレーヤー錦織圭の2017年の公式戦での勝利数に応じて、国内のスポーツ施設に LIXIL のシャワー製品を寄贈するというもの。

錦織は2017年ATP公式戦30試合で勝利したことから、LIXILは30台を全国のスポーツ施設に寄贈する計画。

ランナーもこうしたシャワーを待ち望んでいた

LIXIL東京2020オリンピック・パラリンピック推進本部 太田裕介本部長は、寄贈式で「年齢、性別、国籍、性的指向、障がいの有無などに関係なく、誰もが個性と能力を発揮し、互いを尊重しながら生き生きと暮らせるユニバーサル社会の実現に、ハードとソフトの両面から貢献したい」とランナーたちに伝えていた。

「建材・設備機器メーカーとしての専門性を生かし、『LIXILだからこそできる』というアスリート支援に取り組みたいと考えてきた。こうしたLIXIL製品の提供で、休息時間をリラックスして過ごし、十分に鋭気を養って実力を発揮できるよう貢献していきたい」(太田本部長)

また、「いち早くこのアクアネオを体験した」というスタッフは、「まるでお風呂に入っている気分で、気持ちいい。ランナーたちも、こうしたシャワーを待ち望んでいた」と笑う。

JOGLISには、「皇居を走らず、シャワーだけを利用するユーザーもいる」とか。走っても走らなくても、半蔵門で最新シャワーを体験する時間を、つくってみて。

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 これは試したい! 皇居ランの拠点に、湯船に浸かる感覚の全身シャワーが登場