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急いで! 銀座の4つのビルで、北海道・十勝のチーズをふんだんに使った限定メニューが10日間で終わっちゃうから―――。
銀座ベルビア館、ギンザ・グラッセ、銀座トレシャス、ニッタビルの4施設にあるレストラン14店舗で、3月11日まで「とかちーずまつり」が開催中。
18種類のチーズをもとに開発した、オリジナルのチーズ料理34品を体験できる注目の食イベントに、「これは行くしかないっしょ」ってことで、十勝の農家がつくったチーズと、銀座で名高いシェフたちがコラボしたメニューを試してきた。
今回、銀座に上陸した北海道・十勝産のチーズブランドは、共働学舎新得農場(新得町)、NEEDS(幕別町)、乳life(大樹町)、十勝野フロマージュ(中札内村)の4つ。カマンベール、ラクレット、コバン、カチョカバロ、モッツァレラなど、18種類のチーズが上陸。
今回、「とかちーずまつり」に参加するレストランと、そのコラボメニューは、公式パンフレットで確認してもらうことにして、実食してきたメニューのシズル感をチェックしてみて。
ギンザ・グラッセ「ぴょんぴょん舎 GINZA UNA」では、チーズ明太子石焼ビビンパ、チーズタッカルビ、チーズカニ海鮮チヂミを試す。
チーズ明太子石焼ピビンパ(1404円)は、チーズ、明太子、ご飯を熱々の石鍋のなかで混ぜ合わせ、ドリア感覚で。
チーズタッカルビ(1620円)は、にんじんやブロッコリー、さつまいもなどがゴロゴロはいる鉄板の上で、「大地のほっぺ」なるチーズがトローッ。どれも、「熱っ」っていいながらとろけたチーズといっしょにいただくと、GOOD。
あの小林幸司氏がエグゼクティブシェフを務める Ristorante F effe(リストランテ エッフェ)は、「生ハムで巻いた茸の煮込みとモッツァレラチーズのビニエ」(1300円)と、「カチョカバロとナッツをはさんだラディッキオロッソのオーブン焼」(1300円)を。
濃厚なサルサベルデソースがかかるビニエは、カリッと揚げた衣のなかで、素材とチーズが絡み合う一品。少し苦味のあるラディッキオロッソのオーブン焼は、深い味わい。これまたワインがすすむ……。
今回、この「とかちーずまつり」に参画した小林シェフは、「ぼくは、料理人は加工業と自負している。だから、チーズだけをそのまま出すことはしない。あくまで原材料としてチーズを買って、加工して手間賃をもらうことがぼくの仕事。シチュエーションに合わせて、ひと皿を選んでほしい」とコメントしていた。
―――さて、この「とかちーずまつり」。手がけたのは、三井不動産商業マネジメント。
同社は「都内ではほとんどお目にかかれない希少な18種の十勝産チーズの中から、あのイタリアンの鬼才・小林幸司シェフをはじめ、各店のシェフが厳選。チーズに合った料理を考案しラインナップに。『ここでしか食べられないオリジナルのチーズ料理』をぜひ試してみて」と伝えている。