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アメリカ・フロリダの老舗ホテルをルーツとする、チョイスホテルズというブランドが、新たなブランドコンセプトを日本国内で展開し始める。米国のチョイスホテルズインターナショナルとマスターフランチャイズ契約を2003年に締結したチョイスホテルズジャパンは、米国の老舗「コンフォートホテル」ブランドなどを国内展開。
そこから14年を経た2018年2月に、新たなブランドコンセプト「Color your Journey. 旅に、実りを。」を打ち出し、公式Webサイトでメインビジュアルと動画を公開。チョイスホテルズジャパンが新たに打ち出した新ブランドコンセプトとはどんな世界観か……まずはこの動画を見て体感してみて。
どう? 国内にあるビジネスホテルやカジュアルホテルとは違う、米国流の空気感が随所にただよっていると実感できるはず。では、いまなぜ、アメリカの老舗ホテルを国内展開してきたチョイスホテルズジャパンが新たなブランドコンセプトを打ち出したのか。これまでの取り組みや、直近のニューストピックス、今後のビジョンなどを、チョイスホテルズジャパン 村木雄哉代表取締役社長に聞いた。
「アメリカのホテルチェーンとして知られるチョイスホテルズインターナショナルは、世界35か国、6500軒以上のホテルを展開する、業界で世界2位のグローバル企業。なかでも『コンフォートイン』というブランドは、米国内認知度98%。知らない人はいないというほどポピュラーな存在」(村木社長)
村木社長のこの言葉を聞いてまず驚くのは、「国内にそんな米国老舗ホテルが上陸していたのか」ということ。
「新ブランドコンセプトでリニューアルするコンフォートホテルは、そのルーツであるフロリダの空気感を前面に打ち出したつくりに。たとえば『優しい光にカラフルな空間』『思い思いに過ごせる空間』『ここからの旅がより実り多いものになるように』といった想いが込められている」(村木社長)
チョイスホテルズジャパンは、アメリカの老舗ホテルの雰囲気、居心地のよさ、カジュアルさをそのままに、日本流のおもてなし、きめ細やかさなどを融合させて、新たなブランドコンセプトで国内展開させる構え。
「ことしはコンフォートホテルの出店ラッシュの年」と村木社長。「2月には名古屋。3月には新浦安(千葉)。6月に札幌、伊勢、秋には神戸三宮、宮崎、高知と出店。さらに2019年には新大阪にも」というから、旅好きは目が離せない。
そんな出店ラッシュのことし、最大のニュースが、新浦安の出店だ。
アメリカ・フロリダの雰囲気を感じられて、しかも日本流アレンジでもてなすコンフォートホテル/コンフォートイン。北は北海道から南は那覇まで、国内50店舗以上を展開するチョイスホテルズジャパンは、今回の新ブランドコンセプトのもと、レジャー志向・インバウンド向けに振った上級クラス「コンフォートスイーツ」を国内で初展開させる。
その1号店は、東京ディズニーリゾートへ好アクセスな地――新浦安。「コンフォートスイーツ東京ベイ」と銘打ち、3月30日にオープン。客室は、2~3名で利用できる2タイプ。東京ディズニーリゾートまで、ホテル宿泊者専用の無料シャトルバスも運行させる。
コンフォートホテルのひとつ上をいく、アメリカのカジュアルスイートを、いちはやく体感してみて。
さらにニュースなのは、国内の既存コンフォートホテル系列すべて、6月までに全室禁煙化を達成させること。
「チョイスホテルズインターナショナルでは、アメリカ国内のすべてのコンフォートブランドのホテルを、全館禁煙にした。日本国内のコンフォートホテル・コンフォートインでも、2017年5月までに31の全室禁煙化。ことし6月までには、全館で全室禁煙化を達成させる」(村木社長)
こうした世界規模で起きているトレンドに、いちはやく着手するのもチョイスホテルズジャパンのアドバンテージ。
出店ラッシュとなる2018年、国内のコンフォートホテル/コンフォートイン/コンフォートスイーツで、“アメリカ・フロリダを感じる居心地やすさ”を体感してみて。