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ただ、作ったものの急な外食が入ったり、忘れてしまったりして、常備菜を「ダメにしちゃった」という経験をお持ちの方も少なくないのでは?実はそんなデータがあるのです。調査は2017年9月、「食事に関する家事と常備菜」にスポットを当てて、30~50代の既婚女性500名を対象に行われました。
まず常備菜を作った経験について、全体の69%が「作ったことがある」と回答。さらに、約半数の49%が「現在も作っている」と答えています。
その反面、なんと常備菜を作ったことのある人のうち、32%の人が「常備菜をダメにしたことがある」と答えているのです。また、作らない人が躊躇する要因として「ダメにする前に食べきる自信がない」という意見が多数上がっているのです。
使い切れない・食べ切れないなどの理由で、本来は食べられるのに捨ててしまう「食品ロス」は、経済的だけでなく環境や食育の観点からも問題ですよね。
そこで立ち上がったのが「冷凍王子」こと、冷凍生活アドバイザーの西川剛史さんです。西川さんは大学在学中に冷凍食品の虜となり、冷凍食品会社に就職。冷凍食品の商品開発経験などを活かし、独立した現在は日本初の冷凍食品セレクトショップや冷凍テクニックを著した本の出版、冷凍食品開発のコンサルなど幅広く活躍しています。
西川剛史氏
「食品ロスも『冷凍』を活かせば、かなり抑えることができます」と西川さん。しかし、食材を無駄にしたくないために「とりあえず」冷凍してしまう人も多い現実に対し、「適切な冷凍方法でないと、美味しくなかったり、使えなくなってしまったりすることもあります」と警笛を鳴らします。
西川さんの掲げる、おいしく「ホームフリージング(家庭での冷凍保存)」するための基本はたった3つ。
①とにかく早く冷凍する(鮮度が良く、美味しい状態で冷凍)
②ラップや保存袋などでしっかり包んで乾燥防止
③予冷したり、薄く平らにしたりして、すばやく冷凍する
これだけで美味しい冷凍にできるなら、ぜひ実践したいですね。
これに加えて、使いやすい量で冷凍し、月末など定期的に、冷凍したものをまとめて使えるスープなどの料理をすれば、忘れて冷凍庫に眠らせてしまうことなく、すべて美味しく食べられるはずです!
前述のアンケートで冷凍について問うたところ、常備菜を作ったことがある人のうち、ホームフリージングしたことのある人は60%。しかし、「もう少し冷凍庫が大きいサイズなら、常備菜を冷凍したい」、「やる気があるときにまとめて弁当のおかずを作っても、冷凍庫に入らない」など、冷凍庫事情における悩みは多いことが浮き彫りとなりました。
この調査結果を発表したアクア株式会社は、家電の製造や販売で知られる「ハイアール」グループの日本法人。大容量冷凍室を備えた同社の「FREEzing+シリーズ」をイチオシしています。このシリーズは、毎日の食品の出し入れがスムーズになるよう配慮した設計で、急速冷凍機能や、熱々の食材も冷凍できる「極厚フリージングボード」を備えた機種もあり、ホームフリージングにはとても重宝しそうです。
美味しく、便利に、そして食材を大切に、みなさんも「冷凍王子」のワザを活かしてみてはいかがでしょうか?