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絵本好きの方には「いまさらかよ?」「カエルもいますけど…」と言われそうですが、あえてご紹介させて頂きます。なぜなら、この本の魅力が繰り返し楽しめるところだからでございます。あまりいい言葉ではありませんが「中毒」になってしまうのでございます。ご存じの方も多いと思いますが、こちらの絵本、とても細かいところまで丁寧に描かれております。細かいところまでこだわって描かれております。
それゆえに、何度も見たはずのページでも「あっ!こんなところに…」みたいな発見がございます。読むたびに発見があるのでございます。そして、なにより表紙がおしゃれでインテリアにもぴったりでございます。シリーズで5冊出ておりますので、自分の好きなものを選ぶことも可能でございます。
そしてもう一冊
「げんきにわんわん」(作・絵:五味 太郎)
こちらは、人気作「きんぎょがにげた」が切手にもなる絵本界の巨匠、五味太郎様の「干支セトラ絵本」シリーズのなかの一冊“犬”編でございます。さすが、これまでに400冊近くの絵本を出版、うち50タイトル以上が国外で翻訳、20か国以上で出版されている五味様でございます。十二支全部の絵本を出されております。ちなみに、こちらも大人が楽しめるアート絵本でございます。
ちなみに、この絵本の背表紙の五味様のメッセージも素敵でございます。
「とおくにいるのが いいのです。とおくでみているのが いいのです。ちょっと ほかのことをしているのがいいのです。ときどき きにしているのが いいのです。・・・」
ここから先は、書店等でご確認くださいませ。
この他にも犬が主人公の絵本はたくさんございます。いろいろ読まれて気に入った1冊を“お飾り干支絵本”として、来年お部屋に飾るのはいかがでございましょう。「干支の絵本を毎年部屋に飾ろう!委員会」の会員も募集中です(笑)。
(文:N田N昌)