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大会は2本のルーティンの合計得点と5本のベストトリックで優勝が争われ、西村碧莉はベストトリック4本目のハンドレールで8.0ポイントの高得点を獲得し、一時は2位にまで上り詰める。
ラストの5本目では、バンクからのレッジでフロントサイドリップスライドtoショービットアウトをトライし、攻めの姿勢を見せるが惜しくも乗りゴケ。
結果は4位に終わったが、昨年よりもはるかにスキルアップした姿を見せてくれた。
ちなみに西村選手は昨年もStreet League Skateboarding Super Crownに出場し、5位の成績を残している。
LACEY BAKERはベストトリック最後の5本目でノーズマニュアルtoノーリーヒールフリップアウトをメイク。 会場からはこの日一番の大歓声が湧いた。 女子ではこの日1番の高得点8.7ポイントを獲得、LETICIA BUFONIを抜き優勝に輝いた。
SLS SUPERCROWN WOMENリザルツ
1位 LACEY BAKER – 30.4
2位 LETICIA BUFONI – 29.4
3位 MARIAH DURAN – 28.8
4位 AORI NISHIMURA – 27.2
5位 PAMELA ROSA – 25.6
6位 SAMARRIA BREVARD – 15.3
7位 ALEXIS SABLONE – 13.8
8位 VANESSA TORRES – 13.0
SLS SUPERCROWN MEN リザルツ
Instagramより https://www.instagram.com/truesk8boardmag/
1位 NYJAH HUSTON – 37.0
2位 SHANE O'NEILL – 35.9
3位 KELVIN HOEFLER – 35.4
4位 LOUIE LOPEZ – 35.1
5位 TOREY PUDWILL – 29.2
6位 CARLOS RIBEIRO – 22.9
7位 DASHAWN JORDAN – 20.9
8位 TIAGO LEMOS – 15.0
大会を見ていて何よりすごいと思ったのは、高レベルなトリックももちろんだが、西村碧莉選手が大会中、自身や他の選手がトリックをメイクした後などに、他の出場者たちと普通にハイタッチ・ハグをしていた点だった。
これは去年、ストリートリーグに出場した際にはあまり見られなかった光景で、西村碧莉という日本人がアメリカで活躍するプロ達に認められたという事を印象付けるシーンでもあった。
結果はもとより、日本人としてスケートボードを見てきて、こういった瞬間を見れる事が何よりも嬉しい瞬間だったりする。
文 小嶋 勝美
スケートボードを趣味としており、ライターとしてスケートボード関連の記事を執筆。
約10年間芸人として活動後、現在は放送作家としても活動中。