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まさに、漢字ドリルが「うんち」ジャックされているのであります!
なぜに、ここまで「うんこ漢字ドリル」が人気なのか?絵本マニアの小生から言わせてもらうと、子供は昔から「うんこ」が大好きなのでございます。「うんこ」が大好物!「うんこ」と言っていればご機嫌なのでございます。
その証拠に、これまでに数々の「うんこ」絵本が出版され、ベストセラーとなっております。今回は、その中でも大人からの人気度の高い「うんこ絵本」を厳選、ご紹介いたします。「どうせ、子供だましだろ」と思われている方、騙されたと思って、是非読んで頂きたいのでございます。かなり笑いのレベルは高いです。
まずは、こちら。
「うんこしりとり」(文・絵:tupera tupera)
こちらは、大人も楽しめるというより、大人の人気の方が高いうんこ絵本でございます。絵も「tupera tupera」様なのでアートな感じもあり人気なのかもしれません。というより!!笑いの質が大人向け、シュール路線なのでございます。
内容は、子供が大好きな「しりとり」。しかし、ただのしりとりではございません!
「こいぬのうんこ」→「こうしのうんこ」→「コアラのうんこ」→「こうちょうせんせいのうんこ」と、エンドレスにうんこが登場するしりとりなのでございます。「やられた!」と、このアイデアだけに感心していてはいけません。このしりとりに登場するひとつひとつのうんちアイテムが秀逸なのでございます。ここが大人に刺さるところかもしれません。
例えば「こっそりうんち」、「こうきゅううんち」、さらに、「こんがらがったうんち」などなど。大人目線のシュールなうんちアイテムがラインナップされております。絵をみたくなった方、多いと思いますが、是非、見て頂きたい!絶対裏切られないはずでございます。
そして、もう一冊は
「うんこ!」(文:サトシン 絵:西村 敏雄)
こちらは、「ダジャレ」を交えながら展開するうんち絵本でございます。ダジャレも子供は大好物でございます。
主人公は、「うんち」!犬のお尻から生まれたうんちの冒険物語でございます。まさにウンチが生まれる、産み落とされる瞬間から物語がスタートするのですが、その描写もかなり面白いです。出会う登場人物(正確には動物)達にことごとく、「くさい!」と毛嫌いされ、仲間を探す旅にでるうんこは、果たして仲間を見つけることができるのか…という物語でございます。ちなみにこちら、カルタにもなっております。
この他にも、うんち絵本は相当な数ございます。人気絵本作家様の「うんち絵本」を読み比べるもの楽しいかもしれません。
(文:N田N昌)