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ポケベル、アムラー、あゆ、ガングロ…など渋谷の街を作って来た『ギャル文化』を、当時人気だったアイドルと共に、世紀の代わり目である1990年~2010年をプレイバックします。
1990年代~1993年代は『綺麗目カジュアル』が流行。バブルがはじけ、女子大生から女子高生に注目が集まり、注目される女子の年齢層が移行した時代。服装で言えば、“紺ブレ”の大人女子から、白が似合う清楚な妹的存在が人気を集めました。象徴的なのが広末涼子さん。また、ポケベルの登場で学生が親の目を気にせずに友達や彼に連絡をとることが出来るようになりました。
1994年~1997年代はなんといっても『アムラー』。厚底ブーツ、ロングヘアに茶髪、細眉、浅黒い肌が特徴で、チビTシャツやミニスカートなどLAファッションが流行。ギャル雑誌「egg」が始まり、特に10代の女性が世間で流行の発信元であると“コギャル”の呼び名もこの頃から聞かれるようになりました。安室奈美恵さんの妊娠を機に『アムラ―』世代も渋谷から姿を消していきました。
1998年~2001年代は『ガングロ』ブーム。濃い褐色に顔を塗り、目の周りは黒で太く線を引き白で過剰に目を囲むイクに世間は驚きました。アムラーの名残である厚底靴を残しならも、現在大人の女性にも人気のつけまつ毛を使用するなど、過去と現在のギャルスタイルがまじりあっていた時期。この時代は浜崎あゆみさんなどがギャルの憧れの存在でした。
出典:https://twitter.com/mokorieri
2002年~2008年代は、ガングロの進化形、ヤマンバ。顔に絵を描くようなさらなる派手なメイクと、着ぐるみを着て歩く、大きな花を頭に飾るなど、とにかく目立つギャル文化が登場。さらに男性ヤマンバも登場。この時代は、あややこと松浦亜弥さんのファッションもヤマンバをイメージさせるものが多かったですね。
「FOREVER21」や「H&M」が渋谷に出店。“キレイメ”を意識した渋谷ギャルが増殖中。今の渋谷ギャルは、作り込むではなく、等身大のギャルがトレンドらしいです。乃木坂46やE-girlsがお手本の様です。