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2024年4月22日(水)に、東京で開催された「NexTech Week 2024 - AI人工知能EXPO 春」に、「BlendVision AiM」を提供する KKCompany Japanが出展。4月に発売開始した BlendVision AiM の実機デモや搭載されている先進技術の紹介や、活用事例のミニセミナーが行われた。
BlendVision AiMは、マルチメディア・動画とAIとの融合を可能にした法人向けマルチメディア対応 AI プラットフォーム。イベントでは、BlendVision AiM に搭載されている先進技術の紹介が行われた。
BlendVision AiMは、従来のチャットボットとは異なりマルチメディアや動画へのアクセスが可能。たとえば、社内ミーティングを行った際、議事録のどこに情報が記載されているかが分からず、探すのに時間がかかる。会議の内容を録画したが、結局再確認することがなく内容を活用しきれない。そのような事態はどの企業でも起こりうる。
しかしBlendVision AiMを利用すると、質問を行うだけで議事録をピンポイント抽出ができる。会議の録画であれば、該当箇所のタイムスタンプが表示され、クリックするだけで素早く確認可能。また、社内事項を何度も問い合わせるのには気が引けるが、AIであればそのような心配も必要ない。
実機デモでは、実際にBlendVision AiMへ災害時の避難場所についての質問を投げかけてみた。するとAIが瞬時に防災訓練についての動画を送信し、関連するワードも網羅されていた。BlendVision AiMを社内活用すれば、今までかかっていた時間コストを大幅に削減し、業務効率化への貢献が期待できる。
また、BlendVision AiMは利用時に機密情報を扱うことが予想されるが、セキュリティについての心配も不要。クラウド上にアップロードした情報はナレッジベースとして管理されるため、アクセス権をユーザーごとに割り当て可能となっている。チャットボット利用時の懸念をクリアしており、どのような企業でも安心して利用できるだろう。
その後行われたミニセミナーでは、BlendVision AiMの活用事例の紹介や、利用することでどのような未来を描けるかを伺うことができた。BlendVision AiMは人間の声色や感情を選り分け、より個人に最適な回答が可能となるように開発を進めているとのこと。AI適性があるビッグデータ処理だけでなく、人間のような細かい采配が可能になればBlendVision AiMの活躍機会はますます増える未来が予測される。
「BlendVision AiM」は1企業/法人につき月々125,000円(税抜)から、初期費用無料で導入可能。2022年11月よりリリースされたChatGPTをはじめとし、盛り上がりを見せるAI事業。今後どのような発展を遂げるのか期待とワクワクが止まらない。