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ロックバンド[Alexandros](アレキサンドロス)が4月28日、東京都港区のTOKYO NODE HALLで開催された「au デジタルツインライブ #0 [Alexandros] @TOKYO NODE HALL」にスペシャルゲストとして登場した。
同ライブはリアル会場と、通信の「つなぐチカラ」で音楽の可能性を全ての人に広げていくことを目的とした音楽プロジェクトの一環として、KDDIが森ビルと共同開発し、同日より運用がスタートした「TOKYO NODE DIGITAL TWIN HALL -RESPECT YOU, au」のデジタル会場で同時開催するもの。第一弾として[Alexandros]を迎え、リアルとデジタルを横断した新しい音楽体験を提供した。
リアル会場は地上46階。東京の夜景をバックに登場した[Alexandros]は、「Stimulator」「Girl A」「todayyyyy」の3曲を続けて披露。エネルギーが溢れるパフォーマンスでリアルとデジタルの両会場を熱く沸かせた。
トークセッションでは、ボーカルの川上洋平が「この距離とこの雰囲気でパフォーマンスするのはレアだと思います。今まで我々がやってきたライブで、1番高い場所です」と声を弾ませ、「でも本当にセットリストを間違えたな。いや、もうちょっと雰囲気のある曲もある…」と吐露し、笑いを誘った。
一方、自分たちのライブ映像を振り返ったベースの磯部寛之は、「デジタルツインでは世界中から会場に参加できる感じなわけじゃないですか。コロナで学んだことを、今後デジタル技術によって広めていけたらすごく素敵ですよね。コロナ関係なく、いろんな事情で自宅から出れない人はいるので、ライブ会場にいるような空気感を味わえるのはすばらしい」とコメント。
最後には、川上が「コロナ禍になって、ライブやレコーディングができない時期から『なんとかライブやろうぜ』って、たぶん業界で1番早く配信ライブをやったバンドだと思うんです。その時に気づいたことですが、自分たちはこんなにライブが好きなんだって。人が目の前にいなくてもライブをするって大事なんだなと」と振り返り、「生のライブもですけど、同時にこういう新しいこともどんどんやっていけたら」と熱意を表した。