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アメリカの人気な日用品やお菓子などを手軽に購入できる「Jackson Square」(ジャクソンスクエア)が、2月1日から代官山にて新たにオープンする。
お店の経営者である株式会社BiSの伊禮門悟氏にアメリカへの思いやこだわり、オープンに向けての話を聞いた。
――2月1日に「Jackson Square」がオープンされます。今の心境を教えてください。
伊禮門氏:緊張とかはなく、ただ楽しみです。これまでいくつか事業をやってきましたが、今回は特に友人や周りの方から「オープンしたら遊びに行くね」など良い反応が多くて嬉しいです。
――「Jackson Square」をはじめたキッカケは?
伊禮門氏:アメリカが好きなので、もちろんアメリカの日用品や雑貨も好きなんです。しかし、日本で手に入れるのが難しいと感じることが多かった。欲しくても買えないなら自分でお店をはじめてみようと思ったのがキッカケで、この「Jackson Square」ができました。
――「Jackson Square」は実際にアメリカにある広場の名前です。由来はそこからなのでしょうか。
伊禮門氏:そうです。アメリカのニューオリンズという街が、自分の思い出の町でとても好きな街なんです。ニューオリンズにあるカフェ「カフェデュモンド」も好きなので、その向かいにあるジャクソン広場があって、そこからお店の名前をとっています。店内のポスターやディスプレイにもこだわっています。アメリカで買ったものを使っていて、店内に飾ってある絵の中には「カフェデュモンド」が描かれたものもあるんですよ。
実は、本当はカフェをやるつもりだったんです(笑)。ニューオリンズが好きで「カフェデュモンド」のようなカフェを日本でもつくりたいと思っていましたが、内見していたらここの物件に出会い、この物件だったらカフェよりもセレクトショップをやりたいという気持ちになったので、ショップとして開店することになりました。
いずれはやはりカフェもやりたいと思っていて、今物件を探しています。「カフェデュモンド」の名物である(※粉砂糖をかけた角型のドーナツとチコリ入りのフレンチ・ロースト・コーヒー、カフェオレ)をやりたいと思っています。
――イチオシの商品はありますか?
伊禮門氏:Old Spice(オールドスパイス)というコロンメーカーの会社が出している、ボディウォッシュやシャンプーなどですね。日本でまずここまでオールドスパイスの商品を揃えているお店は少ないと思います。また、アメリカではメジャーな洗濯用洗剤Tide(タイド)や、柔軟剤として人気なDowny(ダウニー)など、日本ではあまり見かけないものを仕入れています。こういう商品たちからぜひ、アメリカ感を楽しんでほしいですね。お手頃価格でお客様に手にとってもらえるようにしています。
――こだわりの詰まったお店だと思いますが、特にこだわっている部分を教えてほしいです。
伊禮門氏:こだわりは自分が使ってきて良いなというものを多く集めているところですね。自分が良いなと思ったもの、おすすめしたいもの、それらを日本でシェアしていきたいという気持ちで「Jackson Square」を始めたので。
――そこまでアメリカが好きという気持ちはどこからくるのでしょうか?
伊禮門氏:学生の頃に住んでいた場所から米軍基地が近く、アメリカの空気感に触れる機会が多かったからですかね。実際にアメリカ人の方と交流したりドルで買い物をするという体験をしていました。その頃の経験が今に活きていると感じます。
――最後に、お店にはどんな人に来店してほしいですか?
伊禮門氏:20代後半、30代前半の男女向けかなと思います。サーフィンやスケートボードやアメリカンが好きな人とか。あとは商品やお店は”映え”も意識しているので、映える写真が好きな人たちにInstagramやTikTokでも発信していってほしいです。代官山のおしゃれで上品な雰囲気にもマッチしていると思うので、おしゃれな雑貨屋や日用品が好きな方がきてくれるとうれしいですね。
伊禮門氏は、本当はもっとアメリカで好きなお菓子や日用品があるけれど、自分に知識がないため上手く仕入れできていないものもあるとのこと。今後さらに商品を充実させていきたいという方針だ。また、バレンタインの時期にちなんで、関連した商品がメインの棚には並んでいた。今後は季節ごとにおすすめ商品を入れ替えたりすると話していた。
公式EC
https://jackson-square.shop/
公式Instagram
https://www.instagram.com/jacksonsquare_official/