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去る10月21日は「あかりの日」。今からおおよそ140年前となる1879年10月21日に、トーマス・エジソンが世界初となる白熱電球を作り上げました。さて、日本を代表する電機メーカー、パナソニック株式会社はこの「あかりの日」にちなんで10月18日に新宿花園神社で「パナソニックあかり交換活動『あかりの日』特別授業」を開催しました。
当日は新宿区立花園小学校の6年生26人が参加。壇上に登った先生は、クイズ番組などでお馴染みの謎解きクリエイターcさんです。子どもたちも大好きなクイズ番組。
松丸先生が姿を現わすと、大きな歓声が上がりました。「生徒相手に授業をするのは初めて」という松丸先生。まずはSDGsについての解説です。「世界中が発展に専念するあまり、環境破壊が進んでしまった。地球温暖化や異常気象。地球環境を壊さずに発展していくための目標がSDGs」と、流石のプレゼン力を発揮します。
続いて地球温暖化の仕組みや起きている理由、CO2の役割などもイラストを用いて解説。現役理科教師さながらの授業を展開し、子どもたちは熱心に耳を傾けていました。
「CO2排出を減らすために、節電をすること」など、SDGsとあかりの関係を学んだ子どもたち。座学の後は楽しみにしていた実験の時間です。ここからはパナソニックの成瀬勲さんにスイッチ。松丸先生はサポートとして各グループを巡回しました。
白熱電球とLED電球では、どちらが節電になるかを実験。子どもたちは順番にハンドルを回し、それぞれの電球が点いた時の人数を記録します。4、5人の力でようやく点いた白熱電球に対し、LEDほとんどのグループが1人の力で点灯。LEDが節電につながると、身をもって知れたようです。
パナソニックから花園神社の片山祐司宮司に贈呈されたのは、同社が販売する省エネ&長寿命「パルックLED電球」。花園神社で11月3日に開催される大酉祭に向けて、950個の提灯がパルックLED電球に付け替えられます。大酉祭は前夜祭と本祭合わせて6日間。1日11時間点灯したと仮定すると、CO2削減量は約53kg、電気代約3,300円の削減となります。松丸先生と子どもたちは、あかり交換体験にも参加。
子どもたちが事前に描いた提灯にLED電球をセットし、点灯も行われました。関東三大酉の市としても知られる大酉祭が、パナソニックのLEDでエコ仕様になった瞬間です。松丸先生にとっても、子どもたちにとっても、非常に貴重な経験になったことでしょう。