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UCC上島珈琲株式会社が提供する、いつでもボタン1つで美味しいコーヒーが味わえるカプセル式ドリップコーヒーシステム「ドリップポッド」から新製品「ホンジュラス&コロンビア」が9月1日より発売された。また、”世界中を旅するように味わえる”をコンセプトに産地の個性をより引き立たせた新しいカプセルラインアップとして、今まであった定番の15種類のうち8種類がリニューアル。コーヒー原料やブレンド、ローストがこれまでと異なる新しい製品が発売となり発表会が開かれた。
「ドリップポッド」とはUCCが開発したカプセル式のコーヒーシステムでプロのハンドドリップ技術を再現する抽出メカニズムを搭載し、ボタンひとつ、約60秒でいつでも本格的なコーヒーが飲める家庭用コーヒーマシーン。マシーンのカラーも豊富でコンパクト、インテリアに馴染みやすいデザインだ。
このマシーンに必要なのがコーヒーカプセル。UCCが世界中から厳選したコーヒーを使用したカプセルが販売されている。香りを楽しめるように1杯ずつカプセルに密封パック、いれた時の蒸らしができるようにカプセル上部にスペースを用意するなどマシーン構造とカプセルにより美味しい1杯のコーヒーが抽出されるように工夫されている。
日本のコーヒー飲用は近年、増加傾向があり、中でもインスタントコーヒーよりも味にこだわったドリップコーヒーなどのレギュラーコーヒーの需要が顕著に増えている。また、世界を見るとコーヒー文化がもとより根付いている欧米ではカプセルコーヒーの普及が増加。日本では、まだカプセルコーヒーの普及は成長過程のため、今後2028年までに20%成長と予測し、カプセル式ドリップコーヒー市場No1を目指すとUCC ホールディングス株式会社の執行役員 CNBO(グループ最高ニュービジネス責任者)も務める、ソロフレッシュコーヒーシステム株式会社の代表取締役社長の柳原氏は言う。
そのため、認知度の拡大にも繋がるように様々な取り組みを実施。ハイクラス日経ホテルの客室やラウンジ、ABCクッキングスタジオなどへのドリップポッドの導入による外部パートナーとの連携したコーヒー体験の展開や情報発信の場となるファンコミュニティの新たな立ち上げなどコーヒーを一緒に楽しめるコミュニケーションの場の創出なども行っていると説明した。
【新製品紹介】
発表会では新製品の「ホンジュラス&コロンビア」を実際に試飲。ホンジュラス特有の洋梨のような風味、ピーチのような余韻、コロンビアらしいなめらかな口当たりを感じる味わいが特徴となっている。
飲んでみると、口の中にジューシーな酸味が広がり、苦味もしっかりしている香り豊かなコーヒーという印象を持った。
パッケージの右下には「サステナブルなコーヒー調達」と書かれている。これは協働パートナーの監修のもとUCCグループの「サステナブルなコーヒー調達」の考え方を設け、より良い地球環境、より良い生産者の生活に繋がるよう、サステナブルに調達されたコーヒー豆を50%以上使用した製品にマークを付与したものだ。
リニューアルとなったUCC コーヒー鑑定士がブレンドを監修した製品シリーズ「鑑定士の誇りシリーズ」。ブランドのメインで使用しているブラジルの味覚特徴(果実味がりバランスがとれた味)を引き出すラインアップに進化している。
その一つの「鑑定士の誇り スペシャルブレンド」はなじみがよく、メープルシロップのような甘みのあるまろやかな味わいが特徴だ。飲んでみるとほどよい苦味とフルーティーな酸味もありすっきりバランスがよい味わいだった。
そしてこちらも同じくリニューアルした「鑑定士の誇り リッチブレンド」。なじみがよく、ローストしたナッツのような香ばしさとコクのある味わいが特徴だ。試飲してみると香ばしい、しっかりとした苦味が広がり、その苦味のある香りが鼻に抜けるような味わいだった。
商品の名前にもついている、コーヒー鑑定士の役割とはコーヒーの品質を鑑定し、格付けをする資格をもつ専門家。発表会の当日は世界NO.1のコーヒー豆生産国であるブラジルへ渡り、1年間研修を積み、ブラジルの旧国家資格である「コーヒー鑑定士」の資格を取得したコーヒーのプロフェッショナル、赤石 朋氏も登場。現地ではたくさんの種類のコーヒーを試したことで、現在の開発にも活かされていると話す。
このように鑑定士による監修商品などもあり、家庭でも気軽に美味しいコーヒーが味わえる「ドリップポッド」は家庭に一台あると、とても便利なアイテムである。世界のコーヒー豆を使用し、幅広い味わいがあるのに加えて、コーヒーだけでなく、紅茶や煎茶のカプセルもあるので、コーヒーが飲めない方にも利用できるマシーンだ。今後、様々なスポットでみることになるだろうカプセル式ドリップコーヒーシステム「ドリップポッド」をチェックしてみてはいかがだろうか。