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先日、都内のテラス席でお仕事の取引先と夜ご飯を食べつつ打ち合わせをしました。そのカフェは店頭にテーブルが数個置かれていて、テラス席が多いほうだと思うのですが、中の席が埋まるよりも先に、テラス席のほうが早々に満席になりました。
私たち以外のお客様は、犬連れのかたも。テラス席だと犬も一緒に過ごすことができるから、とても居心地が良さそうです。ワンちゃんも何度か来ているのかくつろいでいる様子。
けれど、犬連れでないお客様もいます。ひとりで読書しながら食事をしている女性もいれば、集団でお誕生会らしきものを開いているグループも。そうした人たちはなぜテラス席を使うかというと「外だとなんとなく安心できる」と感じるからかもしれません。
常に新鮮な空気を吸えるし、室内にいるよりは外のほうが心地いいのです。長引く感染症流行の影響で、私たちは換気にかなり気を使うようになりました。テラス席は外なのですから、換気については相当優秀だと多くの人が感じるから人気が出ているのではないでしょうか。
夏であっても夕方以降のテラス席は気持ちがいいものです。風があったらなおさらです。芝や緑があるような場所だとテラス席に蚊がいることもあるので、虫除けスプレーをしておくと安心かもしれません。
『25ans』2022年6月号には、「ランチタイムに「テラス社交を」」という記事があります。6月号なので真夏ではないので、お昼のテラスなのでしょう。とはいえ、近ごろはパラソルも用意されているので、思いのほか涼しく過ごせる場所もあるかもしれません。
紹介されている都心のテラス席は、ビルの谷間の屋上あり、東京の街を見下ろす席あり、そしてグリーンに囲まれた席もありと心地良さそうな空間が広がっています。外で食べる食事は美味しく、会話も弾むもの。一緒にピクニックに来ているかのような親密な経験ができるのです。
テラス席は昼も夜も賑やかですが、夜のほうが飲酒する人もいて、より賑やかな雰囲気が感じられます。客層も、昼はマダムが多い印象ですが、夜は仕事帰りの人の憩いの時間になっている席も。お気に入りのテラス席を見つけたら、せっかくなので、昼も夜も味わってみると雰囲気の違いを味わえるかもしれません。