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また、球場の外では「ブラインドサッカー体験会」や「LGBTQ+フォトスポット」などのコンテンツや特設ブースを設け、スポーツのより良い未来を共に創るために楽天が行っている取り組みについて紹介。「MY BETTER FUTURE IS…」と題されたコーナーでは、自身が思う “より良い未来”について来場者に自由にボードへ書き込んだり、古くなったユニフォームを回収しアップサイクルするため回収BOXに協力したりと、ファンや観客らにとっても、サステナブルな未来について考えるきっかけになっているようでした。
さらに、この日は、ボールに仕組まれた音を頼りにボールを蹴りゴールを狙うパラスポーツ「ブラインドサッカー」の魅力を伝えるべく、NPO法人日本ブラインドサッカー協会から山川聖立選手と内田佳選手、そして「日本ブラインドサッカー協会」の宮島大輔氏らが来場。ゲストとして「楽天イーグルスアカデミー」の戸村健次コーチと岩﨑達郎コーチが参加し、アイマスクを装着してブラインドサッカーを初体験しました。
ブラインドサッカーは選手とガイド役との意思疎通が大切であり、例えば準備体操では、やるべき体操の動きについて選手がイメージしやすい具体的な言葉がけ(ガイド)が求められます。宮島氏は「相手の立場に立って人とコミュニケ―ションを取るなど、日々の生活に生かせるようなところもあると思う」話しており、ブラインドサッカーを通して、コミュニケーション力の大切さを感じることができました。
音を頼りにPK戦にチャレンジした岩崎コーチと戸村コーチは、「足元が見えない!これは非常に難しい!」「ボールがここにない!(足元)あったと思ったのにない!」と目隠しをした状態でのプレーの困難さに驚き、「音は聞こえるけれど、それを判断するまでに時間がかかる。でも、楽しかった!」とコメント。また、宮島氏はプロ野球のスタジアムでの開催について「これまでなじみのなかった方にブラインドサッカーというものを触れてもらえる機会になったと思う」と話しました。
他球場に先駆けて、ゴミの分別を徹底するためのエコステーションの導入など環境に配慮したスタジアム運営をしている「楽天生命パーク宮城」では、今後、さらに環境への配慮を徹底し、【RENEWABLE】:再生可能エネルギーへの切り替え、【RECYCLE】:廃物発生の制御とリサイクルの促進、【REDUCE】:CO2排出量削減を3柱とした環境テーマに取り込み、日本一のサステナブル・スタジアムを目指しています。
具体的には、水力発電による電力供給やスタジアムのLED化、飲食店で販売するカップ、スプーンなど容器類の脱プラスック化や、レジ袋、オリジナルグッズやパッケージの環境対応素材化及びリサイクル、そしてフードロス対策など。ちなみに選手が折ってしまったバットは、地元仙台の郷土土産「こけし」の原材料として提供されているそうです。
また、少年野球チームや福祉団体などを招待する「ドリームシート」、車椅子席設置をはじめバリアフリー観戦環境づくりを目指した取り組み、車椅子を病院や福祉施設へ寄贈など、スポーツを通じて社会や地域に積極的に貢献していく試みを継続的に行っていきます。
直近では、2022年7月7日~9日の「イーグルスフェスティバル」において、岩手県盛岡市に本社をおく「ヘラルボニー」とコラボレーションし、障害のある作家が描いたアート作品をイベントメインビジュアルに起用。同デザインの応援タオルなどのアイテムも登場するそうです。
楽天グループおよび「楽天生命パーク宮城」では、宮城県およびパートナー企業とともに、誰でもスポーツにアクセスできる環境づくりに取り組んでいきます。詳細は https://www.rakuteneagles.jp/special/sustainability/ まで。