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「世の中に新しい価値を生み出してこそ企業としての価値があると考えています。世の中に似たような商品がある中、独自性を出し、この商品があってよかったと思える商品をつくることが自社の商品開発のポリシーです。弊社はクリニックの集客支援などコンサルティングも事業の一つとして行っているのですが、その中でドクターと話す機会も多々あります。ドクターならではの着眼点から様々な学びを得て、それを商品に反映していくことで世の中にない独自の商品をつくるように心がけています。
今までの商品はそんなドクターとの雑談や打ち合わせから生まれたものも多いです。物づくりはつくることよりも新しいコンセプトに着眼することの方が難しいので、ものが溢れている中、ドクター目線でものづくりができることも自社の強みですね。」
同じような商品を出しても世の中に価値提供はできない。出すからには新しいコンセプトの商品をつくりたいと思っていると大高氏は話す。
株式会社ドクターイーストの独自の製品には身体の自然な動きをサポートする低圧スパッツの「デリット・テック」などがある。ネーミングも自分たちで考え、名前にも遊び心を入れている。
「低圧スパッツ ”デリット・テック” は、骨盤底筋を鍛えると筋肉や関節の本来の動きを促し、パフォーマンスが向上することにドクターが着目し開発されました。骨盤底筋をサポートする女性用のショーツなどのアイテムはありますが、男性用はないですよね。そういった経緯もあり、では是非形にしようと商品化へ至りました。「デリット・テック」は骨盤周辺の筋出力を約1.7倍にサポートするショーツです。このアイテムは履くだけで骨盤の可動域が広がることで柔軟性も上がり、正しい筋肉が使えるので正しい筋肉がつくサポートもしてくれます。アスリートにとってもパフォーマンスを向上させるアイテムとなり得ます。」
“デリット・テック “は好調な滑り出しだと語る。
次回は大高氏の働き方についてその根幹を聞いた。