テンカイズα。この番組は、TBSラジオで放送中「テンカイズ」の番組内だけでは紹介しきれないアツイ人たちをYouTube限定で紹介して行く番組。様々な業界で活躍する人に迫ります。


今回のゲストは、新しい鳶職人の在り方を探る「株式会社成進」代表・中里友宣さんです。


成進とは?


宇賀なつみアナウンサー(以下、宇賀)「早速ですが、成進さんはどんな事を行っている会社なんですか?」


中里友宣さん(以下、中里)「鳶工事を中心とした高所作業がメインの仕事をしています。特殊な足場ですとか、特殊な構造物の解体工事ということを行っています。」


宇賀「例えばこれまでどういった現場があったんですか?」


中里「そうですね。焼却炉の解体に伴う足場工事なんですけども。ダイオキシンを漏らさないようにシートを貼って、目張りをして、上にテントをかけて、という仕事が東北の方ではありました。」


宇賀「なにか成進さんならではのやり方であったりとか、強みみたいなことはあるんですか?」


中里「社員一人ひとりが仲間意識を持って、コミュニケーションを持って仕事をしているので、意思疎通の取れた現場となって工期短縮にも役立っていると思います。」


東日本大震災をきっかけに


宇賀「そもそもどうしてこの会社を作ろうと思われたんですか?」


中里「中学生の頃に『将来社長になろう』と漠然と決めて、それでなんとなく中学校を卒業してから就職したのがこの業界でした。それで独立したんですけども、2011年の東北の震災をきっかけに解体工事のオファーがあって。それでみんなで行ってみようということで、職人が7人、重機1台とダンプ2台を北海道から持って行ったんです。当時は本当に赤字同然だったんですけど、なんとか踏ん張って今に至っています。」


宇賀「そういった状況を乗り越えて、東北の方でも事業を拡げていったんですね。」


中里「そうですね。仙台を基盤にやっているんですけども、そこで出会う人に恵まれて。うちの職人もそれに応えて一生懸命やりまして、誠実に仕事をこなしていったのが評価されたんじゃないかなと思います。」


挨拶を徹底し安全第一を掲げる



宇賀「実際に仕事をする上で大切にされている事って何ですか?」


中里「『挨拶と身だしなみ』。これを徹底して関わる人全てに感謝を伝える。そういうことは言っています。」


宇賀「どうしてそこが大事なんですか?」


中里「皆さん多分、漠然と鳶職人って聞いたらガラが悪いというイメージが強いと思うんですよね。それをまず払拭して、建設業でありながらもサービス業の精神をもって、お客様に技術を提供するということを心がけたいなと。」


宇賀「業界全体として改善していかなければいけない事とか、必要とされている事って何だと思いますか?」


中里「とにかく『安全』。安全に仕事をこなして工期を遵守するっていうのが、やっぱりまずは第一ですね。」


宇賀「そのために取り組んでいることはありますか?」


中里「その日の作業内容を職長の人間だけじゃなく、現場の全ての人間に把握してもらって、一人一人にその日の仕事を理解してもらう。それと、安全帯という命綱を高所に上がったら必ずかけるんですけども、それをお互いの声掛けで決して忘れることのないようにする。そういう取り組みをしています。」


中里友宣×テンカイズ



宇賀「成進さんの今後の展開を教えてください。」


中里「これからはやっぱり、いま北海道、東北と来て、関東もちろんですけども、九州の方にもどんどん進出していって、会社を大きくするのももちろんそうなんですけども、今働いてくれている社員の将来も大事にしていきたいです。心身ともにゆとりのある老後の生活を送れるような企業を作りたいと今頑張っています。」


宇賀「ありがとうございました。」


テンカイズ


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株式会社成進


株式会社成進は、それぞれの個性、それぞれの得意なことを持ち寄り、仲間を支え合うプロの職人集団。創業当初からの「人を大切にする」という想いが色濃く存在する会社です。


URL:http://seishin.in/

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 「今までの鳶職のイメージを払拭したい」。株式会社成進代表・中里友宣氏が語る新しい鳶職人の在り方とは?