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漫画「鬼滅の刃」の原画展が2021年10月~12月12日まで六本木ヒルズで開催中。2022年7月には大阪で開催予定。原画展のチケットは抽選枠と先着順で未だに入手困難! 今回はそんな大人気原画展の一部を紹介します。
2020年まで週間少年ジャンプで連載されていた少年漫画。大正時代、家族を鬼に殺され、唯一生き残った妹を鬼にされた少年、炭次郎が妹の禰豆子と共に鬼を倒す物語。2019年にアニメ化されると人気が爆発、2020年に映画化された無限列車編では国内だけでも興行収入は400億円を超える。
今回の「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」では「受け継ぐ」をテーマに、名シーンなどの筆者直筆の原画を展示、一部原画展だけのために書き下ろされたイラストなども公開。原画展の一部は撮影可。
会場に入ってすぐの「序章:煌(きらめき)~不滅への旅立ち~」エリアには単行本23冊の表紙と炭次郎と禰豆子のフィギュアが設定されています。このエリアは撮影可能。
次に「壱ノ章:絆(きずな)~兄と妹、そして仲間たち~」では主人公と共に活躍する仲間の紹介、名シーンなどが展示。キャラクターたちの活躍を振り返ることができます。このエリアでは、展示会のためだけに書き下ろされた炭次郎の師匠である鱗滝左近次の素顔を公開!行く人は必見です!
「弐ノ章:鬼(おに)~人の果て、悲しみの果て~」では鬼殺隊の宿敵である鬼たちの紹介や名シーンを展示。敵である鬼の過去にも触れることができます。敵であるにも関わらず、辛い過去を経験してきた鬼たちを憎めないのもこの漫画の魅力。
「特別章-陰(かげ)- 無限城顕現」では無限城を再現。どこから鬼が出てきてもおかしくありません。撮影は可能、天も地も存在しない不思議な空間をカメラに収めることができます。
「特別章-光(ひかり)- 不滅」では産屋敷耀哉と鬼舞辻無惨に焦点を当てています。産屋敷亭で無限城へとつながる出来事にはかなり衝撃的だったでしょう。その時の2人の言葉の重みについて改めて考えさせられます。
「参ノ章:柱(はしら)~絶対なるその呼吸~」では鬼殺隊の柱、それぞれに焦点を当てたエリア。柱の結末を知ってこのエリアを見学すると涙なしでは見られません。ハンカチが必須のエリアです。
「肆ノ章:繋(つなぐ)~全てを懸けて~」では中央に灯篭を設定。鬼との闘いで失われた命を弔うエリア。命の尊さを考えさせられます。
「伍ノ章:刻(とき)~千年の夜明け~」では漫画のクライマックスシーンである鬼舞辻無惨との最終決戦時の原画を展示。鬼殺隊が命を懸けて戦う姿を忘れることはありません。
ラストの「終章:継(つぐ)~幾星霜を越えて~」では藤の花の下で、炭次郎と鬼舞辻無惨の駆け引きを見ることができる。炭次郎が自分を失いかけた時、助けてくれたのは先に逝ってしまった家族や仲間、そして一緒に最後まで戦った鬼殺隊の仲間たちでした。家族や仲間の存在の大きさを改めて感じます。そしてようやく、夜明けを迎えます…。
会場の出口付近では、原画展のために書き下ろされたイラストも展示されています。悪い鬼がいなくなり、現世へと受け継がれた、炭次郎たちの子孫のイラストなども公開。
原画展でしか手に入らないグッズなども販売されています。パンフレットには原画展のために書き下ろされたイラストなども掲載されています。いつでも原画展を振り返ることができるので会場に訪れた人は是非ゲットしてください。
会場のすぐ近くにはコラボカフェ「鬼殺隊休憩処」もオープン。炭次郎のヒノカミ神楽ナポリタンや善逸の霹靂一閃ちらし寿司、ドリンクなどのコラボメニューを楽しめます。コラボメニュー1品につきキャラクターコースターをランダムでもらえます。何のキャラクターが出るかはもらえるまでのお楽しみ。
漫画『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展公式サイト
https://kimetsuten.com/