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ミッションは拉致されたCIAエージェントの奪還―しかしそれは、地獄の入り口だった。“闘う男”ラッセル・クロウが無人戦闘機操縦士の葛藤を熱演!映画『ランド・オブ・バッド』が上映中です。
精鋭揃いの米軍特殊部隊デルタフォースが、極秘任務のさなか凶悪な反政府ゲリラに遭遇し、壊滅寸前の危機に!実戦経験がほとんどないまま作戦に参加したJTAC(統合末端攻撃統制官)の若手軍曹は戦場で孤立し、遥か上空から支援するMQ-9リーパー(無人戦闘機)とベテラン操縦官だけを頼みの綱に、決死の逃避行と逆襲に挑む本作。
絶体絶命の危機に陥った若き同胞を後方から支える無人機MQ-リーパーの操縦官を演じるのは、これまで数々のアクション大作で「闘う男」を演じてきた国際的スター、ラッセル・クロウ。孤独な戦いを強いられるJTAC軍曹に扮するのは、クロウの監督作『ポーカー・フェイス/裏切りのカード』にも出演したリアム・ヘムズワース。彼の実兄ルーク・ヘムズワースもデルタフォース隊員役で出演している。監督はSFスリラー『アンダーウォーター』の俊英、ウィリアム・ユーバンク。今回はウィリアム・ユーバンク監督にこだわりについてお話を伺いました!
——本作楽しく拝見いたしました!本国での反響はいかがでしたか?
たくさんの人がこの映画を観に行ってくれて、とても嬉しかったよ!僕の弟が軍人なのだけど、軍人仲間一緒に観に行って「最高だった!」という感想をくれて。そうやって実際に舞台となる米軍で働いている方たちが喜んでくれたことが、かなり嬉しい感想でした。物語として時にすごくシリアスにはなるけれど、観客の方にはキャラクターと何らかのつながりを感じつつ、楽しい時間を過ごしてほしいなと思っていました。僕は90年代の映画を観て育っているので、最後には楽しい気持ちになる映画、ハッピーエンドが好きなんだよね。
——アメリカ海軍全面協力のもと作成されたということですが、取材をしていて驚いたことはどんなことですか?
実はこの作品の企画がスタートしたのが、もう10年も前なんですよね。リアム・ヘムズワースが演じているJTAC(統合末端攻撃統制官)のキニー軍曹のキャラクターについて脚本を書いていた時に、そのことを誰かが聞きつけて、「僕は実はJTACの指揮官をしているんだ。どういうことをしているのか、実際に見にこないか?」と誘ってくれました。それで実際に色々見せてもらって、トレーニングにも参加させてもらった。それが10年くらい前のことなんだけど、めちゃめちゃクールな体験で今でもハッキリ覚えているよ。キニー軍曹のキャラクターは、その方をモデルにしているわけではないのだけれど、お世話になったということで、主人公の名前をそのままもらいました。
——では、そのキニーさんもとても喜んだでしょうね!
すごく映画を気に入ってくれて嬉しかったんだ!その他にもよりリアルな作品にするために、空軍も色々な形で助けてくれてありがたかったよ。
——そういった実際の部隊の協力があってからこそのリアルな描写なのですね。
色々な機器、兵器、技術的な側面など本当に掘っても掘ってもキリが無いというぐらい深いんですよね。だけれでも、実際にトレーニングに参加させてもらった時に、結局は生きている人間、人間の力が大切なのだなとも思いました。先ほど話した、キニーさんの他にもオペレーターの方、基地で働いている方から色々と助けていただきました。たくさんの方にお会いする度に、それぞれの個性や一人一人のパワーが部隊を築いているのだと感じた。そして、みんながハリウッド的なエンターテイメント作品へ経緯を持って接してくれたんだよね。
——先ほど、監督は90年代の映画を観て育ったとおっしゃっていましたが、ラッセル・クロウさんとのお仕事は大興奮だったのでは無いでしょうか。
とても光栄でした。とにっかう、全部自分で何でも出来てしまう方なんです。そしてすごく親切な方で、何よりもハッピーエンドの作品が大好きな方です。カタルシスがあって、ハッピーな映画が好きということで、現場でもとても良いエネルリーを発信してくれていました。常に鼻歌を歌っていたり、ジョークを飛ばしてみんなを楽しませてくれて。今回演じてくれたグリムというキャラクターは子供がたくさんいるキャラクターだったので、続編があったら『ランド・オブ・ダッド』にしようね、何て話していたよ(笑)。
——今日は素敵なお話をどうもありがとうございました!
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