もはや誰もが知っている伝説、いや、神話的ゲームといえば「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」(ドラクエ3)だ。必死になってゲットし、夢中になってプレイし、涙目になってエンディングを見た人は多いだろう。

ドラクエ3のプログラマーだった内藤寛さん

そんなドラクエ3の世界を構築してくれた神、それはプログラマー。当時ドラクエ3のプログラマーだった内藤寛さんが、開発時の裏話を自身の公式Xアカウントでコメントし、極めて興味深い情報としてファンが歓喜している。

<内藤寛さんのXコメント>

「ドラクエⅢの頃、エニックス内にデバッグチームが作られて、30人位がヘッドホンしてビデオ撮りながらテストプレイしてんのよ。
んで毎朝、ファックスでバグシートがまとめて送られて来るのよ。んで、それをガンガン直すのよ。そうすると夕方にまたドバッと送られて来るのよ。それを夜通しガンガン直すのよ。そうすると朝またバグシートが送られて来るのよ。いつ寝るのよ?」

30人体制でドラクエ3のテストプレイ!

なんと! ドラクエ3のテストプレイを30人体制でやっていたとは! しかもヘッドホンしてビデオ撮りながらテストプレイしていたとは! けっこうバグが発見されていたようで、直しても、直しても、新たなバグが報告されていたようである。

それらをひとつひとつ丁寧に修正してくれたからこそ、全国のプレイヤーが楽しくドラクエ3をプレイできたわけで、すべてのドラクエ3関係者に敬意を表したい。




ゲームに関するおもしろい取り組みをしている!!

とても興味深い当時のエピソードを教えてくれた内藤寛さんだが、2025年8月現在、ゲームに関するおもしろい取り組みをしているようである。気になる人は内藤寛さんの公式Xアカウントをチェックしてみるとよいかもしれない。

さらに、内藤寛さんは公式YouTubeチャンネルで動画を公開している。これもまた極めて興味深い内容だらけで、ゲームファンならば必見だ。



※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト「写真AC」より引用

(執筆者: .ユウ)

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 ドラクエ3のプログラマー・内藤寛さんが開発時の裏話を語る「30人位がヘッドホンしてビデオ撮りながらテストプレイ」