人気声優の相良茉優さんが、最新写真集『He Me to ひ み つ』を講談社より4月17日に発売しました。『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』中須かすみ役や『ワッチャプリマジ!』甘瓜みるき役など、人気作品に多数出演している相良さんの約3年ぶりの写真集です。

20代最後の至極の一冊である本作の舞台は、なんとベトナム。「貴方とまゆちで人目のない、南国のリゾートで極秘の海外旅行」をテーマに、水着やリゾートウェア、そして初体験のナイトウェアにも挑戦した意欲作です。相良さんの誕生日である4月17日にご本人にお話を聞きました。

――今回の写真集のタイトル『He Me to ひ み つ』ですが、これにはどういう意味が込められているのでしょうか?

タイトルはおしゃれにダブルミーニングにしたかったんです。いろいろな案があったのですが、今回のテーマは秘密の海外旅行で、「あなたとなら海外でここまで自由にできるよ」というふたりだけの秘密の空間という意味もあったので、まず「秘密」がいいのではと。そこに「彼」と「わたし」という単語を足しました。採用していただいてよかったです(笑)。

――3年ぶりの写真集、最初に企画のお話が来た時はいかがでしたか?

今回、20代ラストで出させていただきました。昔軽く水着になったことはあったのですが、ここまでがっつりと出したことはなかったので、記念と言いますか、みなさんが求めていることもそうなのですが、きれいな姿を残しておきたい思いもあったんです。なので、お話をいただいた時に「たしかにやるなら今か!」という感じでした。

――本人としても残したかったわけですね!

そうですね。20代ラストは女子にとって大事な時期じゃないけれど、先ほども言ったように「やるなら今かな」という感じでした。誕生日当日(4月17日)にこうして発売できてうれしかったです。それもまた記念になりました!

――撮影前の準備などはされましたか?

多少は絞ろうとしましたけど、やっぱり昔みたいには戻れなくて(笑)。でも今の自分なりにリアルな感じというか、それはそれでいいかなって。

――ロケ地であるベトナムは、どういう経緯で決まったのですか?

「海外に行きたいな〜」っていう話はしていたんですけど、なぜベトナムだったのかは分からないです。でも前に出したファースト写真集でアオザイを着たことがあって、それがすごく自分に合ってると思ったんですよね。それもあって、ベトナムっていう選択になったのかも知れないです。

――お気に入りのカットは何でしょうか?

ナイトプールのカットは、すごくおしゃれで気に入ってます。水滴がついていてライティングも素敵。寝起きカットも自然な感じなんです(笑)。

――また、写真集にはインタビューも載っているんですよね?

はい。撮影の裏話だったり、ベトナムでの思い出、おすすめカットの話とか、いろいろお話ししています。やっぱり20代最後ということで、記録として言葉も残しておきたいなっていう気持ちもありました。

――30代を迎えて、何か意識の変化はありますか?

やっぱり昨日までと今日とでは、意識はちょっと変わっていますね。もう20代って言えないんだ、ちゃんとしなきゃいけないなと(笑)。

わたしはけっこう元気で子どもっぽいところもあるんですけど、やっぱり30代ってなると「憧れられる存在」になりたいなって思います。動作がきれい、落ち着きも出しつつ、包容力があって、優しい30代になりたいです。怖い人にはなりたくない(笑)。好かれる30代、先輩、素敵な人になりたいですね。

あとは一人暮らしをしてはいるんですけど、ちゃんとできてるとは言えなくて…。最近は親にも頼ってばかりで、ちゃんと自立しなきゃなって思っています。30歳にもなって親を頼っていは恥ずかしいから、自立した大人にならなきゃと思っています。

――この一年で決意新たにやっていきたいことは何でしょうか?

いろいろなお仕事をいただけているので、一つひとつにしっかりと向き合って、信頼されるような仕事をしていきたいです。若さだけではなく、内容で勝負していかなきゃいけない年齢になってきたので。

今年はアニメのお仕事も多くさせていただいているので、今後も増やしていけたらと思ってます。オーディションにも引き続きチャレンジしていきたいですね。写真集も出させていただいたので、これを見ていただいて、新しい出会いをいただけるように頑張りたいです!

●今日はありがとうございました!

(執筆者: ときたたかし)

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 声優・相良茉優インタビュー「20代最後をきれいに残せてよかったです」メモリアル写真集『He Me to ひ み つ』発売