芸能人の独立増加やインフルエンサーの台頭といった現象の裏には、SNSの普及に伴い個人でも稼げる時代になったことが関係していると言われています。

栃木の小さな和菓子店も、XやInstagramといったSNSを駆使して注目を集めています。

SNSで発信している可愛らしい動物の和菓子がたびたび話題となるのが、栃木県真岡市の和菓子店「御菓子司 紅谷三宅」です。

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代表取締役の三宅正晃さんが言うには、可愛らしい動物の和菓子を作り出したのは「コロナ禍がきっかけでした。職業柄ペットも飼いにくいので猫を作ったのが始まりです」とのことです。

食べるのを躊躇してしまいそうな和菓子の数々は店舗とオンラインで販売。「どちらも同じくらい売上があります。お店が落ち着いている時のみ通販分を製造しています」といいます。

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「癒しの練り切り」「訳ありカステラ」「あざらし最中」が人気商品ベスト3だそうです。

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最近ではタイ、韓国、シンガポールなどのワークショップに招かれた三宅さんですが、「どこも好評で思っている以上に歓迎され、和菓子独自の強さを感じました」と話してくれました。

海外に出店する日本の飲食店は増加傾向にあるようですが、「御菓子司 紅谷三宅」の海外展開は「今のところ考えていません。弊社は5人未満の小さな和菓子屋です。できる限り手の届く範囲で満足できるものを作っていけたらと思っています」と語ってくれました。

御菓子司 紅谷三宅
https://beniyamiyake.com/[リンク]

※画像:御菓子司 紅谷三宅提供

(執筆者: 6PAC)

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 コロナ禍をきっかけに動物の和菓子を作る →SNSで可愛すぎると話題に →海外のワークショップにも招待