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真夜中に目が覚めた二人の子供の奇妙な体験を、悪夢のような実験的映像で描くイマジネーション・ホラー『SKINAMARINK/スキナマリンク』が2月21日より公開。監督がジャパニーズホラーへの愛を語ったインタビューが到着した。
本作を手掛けたのは、人々の悪夢を再現した短編映像をYouTubeチャンネルに投稿して手腕を磨いてきた新鋭、カイル・エドワード・ボール監督。わずか15,000ドルという超低予算で本作を作り上げ、最終興行収入は約200万ドルに到達した。次回作は、A24とタッグを組んだホラー映画『The Land of Nod(原題)』になる予定だ。
そんなカイル・エドワード・ボール監督は、「お気に入りのジャパニーズホラーは沢山あります」と言い、『鬼婆』(64/監督:新藤兼人)、『怪談』(65/監督:小林正樹)、『リング』シリーズ(98~)、『回路』(00/監督:黒沢清)といったフェイバリット作品を挙げる。
「特に『怪談』に関しては本当に大ファンで、オープニングを500回以上、週に一回は必ず観ています。作品の雰囲気が最高な作品で、特に『雪女』のパートが好きです。フィーリングが合うのか、何度観ていても心地良い気分になれます。今日の夜も子守歌代わりに、映像を流しながら眠ると思います。寝つきが良くなりますからね(笑)」と、ホラー愛溢れるライフスタイルまで明かしている。映画本編を観たら、監督の好みにも納得がいくかな?
また、本作の上映初日から入場者プレゼントとして「内なる恐怖が目覚めるスマホステッカー」の配布が決定(一部劇場を除く)。スマートフォンに貼るのにぴったりなサイズで、いつでもあなたの“内なる恐怖”を意識できるアイテムになっているようだ。
『SKINAMARINK/スキナマリンク』
2025年2月21日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷・新宿シネマカリテ・池袋 HUMAX シネマズほか全国ロードショー
画像:内なる恐怖が目覚めるスマホステッカー
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