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数々の作品で観客を物語へと引き込む珠玉の音楽と圧巻の映像美で、世界中を感動の渦に包み込んだディズニー・アニメーション・スタジオ。その最新作として、全世界で続々と映画史に残る記録を塗り替える快挙を達成したほか、日本でも公開初週の週末ランキングで堂々の1位となり2024年の洋画No.1のヒットスタートを切り、2024年の最後を飾るビッグウェーブとなる超特大ヒットを記録している『モアナと伝説の海2』が大ヒット公開中。
『リトル・マーメイド』や『ファインディング・ニモ』など、同じく海を舞台にしたアニメーション作品はこれまでも世界中で愛されてきたが、本作ならではのポイントは、“海”もキャラクターのひとりとして描かれていることだ。“海”は、ピンチが訪れた時にはモアナを助けたり、旅がうまくいった時にはモアナと一緒に喜んでハイタッチしたりと、モアナの大切な“ともだち”として描かれているが、デイブ・デリック・ジュニア監督は「海との感動的な瞬間も描かれ、特にマウイとのエモーショナルなシーンでは新たな表現が生まれました」と、“海”の表現がさらにパワーアップしていることを明かしています。
本作の魅力のひとつは、まるで本物の南国の海を旅しているかのような気持ちになれるほど、リアルで美しい“海”の表現。前作に引き続き脚本を担当したジャレド・ブッシュが「『モアナと伝説の海』では、海は感情を持つ生き物であることを表現しています。」と語るようにキャラクターのひとりとして描かれ、本作でも、海に落ちたヘイヘイを船の上に連れ戻したり、島でモアナの帰りを待つシメアとモアナが“海”を通してコミュニケーションをとったりと、“海”は大活躍しています。
しかし、成長したモアナが世界の未来を繋ぐために漕ぎ出した冒険が“生きては帰れないかもしれない”ほど危険な旅になっている理由のひとつも、モアナと特別な絆で結ばれているはずの“海”にあるそうで、デイブ監督は「海はモアナと特別な繋がりを持っていますが、今回は嵐のシーンでその繋がりが一時的に乱されます。波や竜巻など、これまで以上に壮大で挑戦的な表現を追求しました」と明かしています。
そんな海を表現するために、リサーチ旅行で実際にポリネシア地域の海を見に行った時の資料を参考にするのはもちろん、波の表現ひとつとっても、波の大きさを測るビューフォート風力階級を活用して、普通の波と“とんでもなく大きな波”の様子を比較して研究を重ねたという。ジャレド・ブッシュは「水をどう正しく描くのかということについては1作目で随分学びましたが、今でも決して容易ではありません。前と同じことを繰り返したくはありませんし、水をどう違っているように見せるのかも、僕たちは考えました。映画の後半で嵐が出てくるところでも、“海”は違って見えます」と、演出のこだわりを話します。
そうして作り上げられた本作の“海”の表現と映像美について、前作ではストーリー・アーティスト、本作では初の長編アニメーション監督を務めたジェイソン・ハンドは「水の描写に関しては、観客がもっとリアリティや美しさを感じられるものにするために進化したと思います。水の動き方、泡の立ち方など、すべての技術とディテールが積み重なって、より美しいものを作ることができました」と、自信を見せている。太陽に照らされて、きらめく宝石のように輝く“モアナの海”。是非劇場の大スクリーンで堪能して!
“モアナ”がどんな困難も乗り越え、相棒のマウイ、そして新たな仲間たちとともに、世界の未来を繋ぐため漕ぎ出した冒険の先に待ち受けるものとは…?アニメーションとは思えない、南の島や美しい空、そして海のリアルな描写と壮大なスケールの物語を、ディズニーらしい至極の音楽が彩る感動のミュージカル・アドベンチャー『モアナと伝説の海2』は大ヒット公開中。
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