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10月1日の「荒川線の日」を記念した「2024荒川線の日」記念イベントが、10月20日(日)に盛大に開催されました。「都電荒川線50周年記念号」のお披露目など例年にはない様々な企画で50周年をお祝い! 現地で取材してきました。
東京さくらトラム(都電荒川線)は、本年10月1日に誕生から50年を迎えたことから今回は荒川電車営業所に加え、近隣の荒川区立尾久第六小学校の校庭を第2会場として「都電荒川線50周年記念号」のお披露目など、例年にない様々な企画で50周年をお祝い。同日正午前にはかなりのにぎわいを見せました。その一部をご紹介!
まずは11:00より、東京さくらトラム(都電荒川線)のマスコットキャラクター、とあらんも登場したセレモニーでスタート!
子どもたちが「とあらん絵かき歌」にあわせて描いた300点以上のとあらんの絵の車体ラッピングや、車内装飾を施した都電荒川線50周年記念号(8500形)がお披露目です。
実際にとあらんの絵を書いた子どもたちによるテープカットが、東京消防庁音楽隊のファンファーレにあわせて行われました。
セレモニー終了後は会場内に車両を展示、車内を開放。たくさんの人たちが見学に。この都電荒川線50周年記念号(8500形)は、10月21日(月)より一年かけて運行します。
この日は、普段は入ることができない車両整備現場や、分解された車両なども解放。
車両撮影も行われていました!
そのほか保守車両の展示として軌陸車(高所作業車)や、
参加者がスイッチを押して遮断機を動かす遮断機のデモンストレーションも。
「次の50周年に向けて出発進行!」の合図とともに東京消防庁音楽隊による演奏会も。ジャズのスタンダード「A列車で行こう」 でスタート。
これは大変な人気で、長蛇の列でした。
また、参加者にはゴールドに輝く無料シールの配布も。
とあらん、ピーポくん、マイナちゃんと遭遇。ほかにあら坊、あらみぃ、しぶさわくん、としまななまる、キュータ、イータ君も登場したそうです。
鉄道他社や沿線のお店などがブースを出展していました。大変な時期だとは思いますが、「のと鉄道」のブースもありました。
都電は、かつて都内の交通機関の主役でしたが、自動車の普及とともに次々と廃止を余儀なくされました。その中で最後まで残った2系統を一本化し、昭和49年10月1日に都電荒川線が誕生したそうです。東京都交通局では、この10月1日を「荒川線の日」としています。地面をあまり使わないこと、近隣住民の熱い支持を受け、現在も運行しているとのことです。
ちなみに余談ですが、沿線の「荒川遊園地前」には「あらかわ遊園」があります。暑さも落ち着き始めたこの季節、昭和の風情も残る東京さくらトラム(都電荒川線)へ訪れてみてはいかがでしょうか。
(執筆者: ときたたかし)