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モトローラ・モビリティ・ジャパンは9月17日、フリップ式の折りたたみスマートフォン「motorola razr 50」とソフトバンク向け「motorola razr 50S」を9月27日に発売することを発表しました。普及価格帯ながら、ハイエンドモデル「motorola razr 40 ultra」と同じ3.6インチ大画面のアウトディスプレイを搭載する最新モデルです。モトローラオンラインショップの販売価格は13万5800円(税込)。ソフトバンクでは実質1万9836円での販売を予定しています。
閉じた状態のサイズが約W73.99×H88.08×D7.25mm、重量は約188g。3.6インチのアウトディスプレイは解像度1056×1066のpOLEDでリフレッシュレートは最大90Hz。
アウトディスプレイ上で任意のアプリを起動でき、YouTubeやAmazon Prime Videoのストリーミング再生、PayPay決済、Spotifyなどの音楽アプリが閉じたまま利用可能。DCI-P3の色域、HDR10の動画再生に対応します。
開いた状態のサイズは約W73.99×H171.30×D7.25mm。6.9インチのメインディスプレイは解像度2640×1080のpOLEDでリフレッシュレートは最大120Hz。120% DCI-P3色域、HDR10+の動画再生に対応します。
ホーム画面のカスタマイズができる他、好きな柄やパターンの写真を撮影して、被写体に合った壁紙を自動生成するAI機能「Style Sync」も搭載しています。
第4世代に進化したヒンジはスムーズに開閉でき、任意の角度で固定が可能。アウトディスプレイを見るスタンドモード、山型に置くテントモード、折り曲げたメインディスプレイを見るラップトップモードと自由な角度で使えるフレックスビュースタイルを実現しています。
メインカメラは、光学手ブレ補正対応の5000万画素クアッドピクセル広角、1300万画素超広角の2眼構成。超広角カメラは2.5cmまで寄れるマクロ撮影に対応します。メインディスプレイには3200万画素クアッドピクセルのインカメラを搭載します。
写真撮影では、4通りのポーズで撮った写真を1枚にまとめる「フォトブース」という機能が利用できます。
動画撮影では、動きに合わせて被写体を中心にとらえる“適応型手ブレ補正”、超広角カメラではカメラが回転しても水平を維持する“水平ロック”といったAIカメラ機能が利用可能。タイムラプスやスーパースローモーション、2つのカメラの映像を合成するデュアル撮影動画といったユニークな撮影にも対応します。
フリップ式ならではの撮影スタイルにも注目。メインカメラを使った高画質自撮りに対応する他、スタンドモードでは三脚要らずでタイマー撮影が可能。90°に折り曲げて横持ちをすると自動で動画撮影を開始します。被写体はアウトディスプレイで映像をプレビューしながら撮影が可能。撮影側は正面のディスプレイをプレビューに、内側側面のディスプレイを操作画面として、スワイプでズーム操作したりタップで一時停止することができます。
razr 40 Ultraでは非対応だったFeliCaを搭載し、おサイフケータイに対応。IPX8相当の防水・防塵に対応します。
CPUはMedia Dimensity 7300X、RAMとストレージの構成はrazr 50が12GB/512GB、razr 50Sが8GB/256GBです。バッテリー容量は4200mAh、30W TurboPowerの急速充電と15Wのワイヤレス充電に対応します。ステレオスピーカーを搭載し、サウンドはDolby Atmosの空間オーディオに対応。
背面には高級感のあるヴィーガンレザーを採用。コアラグレイ、サンドクリーム、スプリッツオレンジの3色をラインアップします。
モトローラオンラインストアでの販売価格は13万5800円(税込)。この他、SIMフリー版はMVNOではIIJmio、QTmobile、HISモバイル、家電量販店ではエディオン、ジョーシン、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラ、ECではAmazon、楽天市場で取り扱います。
ソフトバンク版のrazr 50Sは本体価格を11万5200円(税込)として、月額980円の「あんしん保証パックネクスト」への加入を条件として48回払いを利用することで、1~12か月の分割支払金を3円/月、13~48か月を3199円/月とする料金を発表。13か月目に利用料金1万9800円の「早トクオプション」特典を利用することで後半36回分の支払いが不要になり、購入代金と早トクオプション利用料の総額で本体価格は実質1万9836円になります。