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押切蓮介の同名ホラー漫画を、『貞子vs伽椰子』『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』の白石晃士監督が映画化した『サユリ』が8月23日より公開。予告編とポスタービジュアル、場面写真が解禁された。
本作は夢のマイホームへ引っ越した一家が次々と不可解な現象に襲われるというストーリー。予告編は、神木家が期待を胸に新居へ足を踏み入れる場面から始まるが、あっという間に不穏な空気に包まれていく。
幼い弟の俊は早々に「兄ちゃん、ここ、ちょっと怖い」と怯えはじめ、この家にいるらしき“何か”の存在が家族たちを狂わせていく様子が次々と映し出される。出て行かないと「必ず死ぬ」家であることが提示され、ひたすらに恐ろしいホラー映画の様相を呈しているが、後半から様子が一変。
「すっかり目が覚めてしもうたわい」と力強く立ち上がったのは、認知症が進んでいたはずの“ばあちゃん”である。呪いの根源である“サユリ”に対し、「なんやチラチラ見えとったアレが全部やりよったな」「祓って済ませるつもりはねえ 地獄送りにしてやるんじゃ!」と激昂、壮絶な復讐劇が始まる。恐ろしくも血が滾る進化系ホラーの片鱗を見せる予告編となっている。ばあちゃん、かっこいい!
『サユリ』
8月23日(金)、全国公開