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「第19回大阪アジアン映画祭」が3月1日~10日にわたって開催。上映されるのはアジアに関連する多彩な63作品。そのなかに日本初上映のホラー3作品がラインナップされている。
タイ映画『ティーヨッド 死の囁き』は、WEBに掲載されたホラー伝説に着想を得たという一作。70年代のとある農村で、悪霊に取り憑かれた妹を救うために元軍人の兄が家族とともに奮闘する。予告編では悪霊らしき姿や激しい流血描写もお目見え。なかなか大変な戦いになりそう。
続く『フンパヨン 呪物に隠れた闇』もタイ映画。出家した兄ティーに会うため弟タムが旅に出るが、ドンシンタム島の寺院で兄が住職を殺して消えたという噂を耳にする。村人たちは人形に妄信的な信仰を寄せており、やがて村を恐怖に陥れる奇怪な出来事が起こっていく。主演はタイBLドラマで人気のUp(アップ)ことプーンパット・イアン=サマンと、Phuwin(プーウィン)ことプーウィン・タンサックユーン。
こちらはギークピクチュアズ配給で2024年春夏に全国ロードショー予定。
そして、カンボジア映画『テネメント』。日系カンボジア人の漫画家が、母の死を機に叔母のいるプノンペンを彼氏と訪れる。クメール・ルージュ時代の荒廃したアパートを借りたことから、民族の血塗られた歴史的記憶を追体験するような感覚に襲われることになる。細田善彦が恋人役で出演するほか、毎熊克哉もキャストに名を連ねている。
各作品の上映日、会場、チケット発売日などの詳細は映画祭公式サイトでお確かめを。
大阪アジアン映画祭
https://oaff.jp/