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全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。今回は私が1月に食べたラーメンの中で美味しかったラーメンベスト5をお届けします! 殿堂入りのお店は除外させていただき、初めて訪れたお店に限らせていただきました。美味しいお店探しの参考にしていただければと思います。それでは発表します!
牛久といえばラーショ(ラーメンショップ)の街。「日本一のラーショ」の呼び声の高い牛久結束店が有名だが、ひたち野うしく駅前にもう一軒ラーショがある。
背脂多めの「コテコテラーメン」が気になり、「ネギコテラーメン」を注文。具はチャーシュー、ほうれん草、ノリ3枚、白髪ネギ、細切れチャーシュー。麺は中細ストレート。
スープの表面が背脂で覆われている。じんわり骨感を感じるスープに背脂の甘みが最高。ネギに和える調味料のクマノテもやり過ぎ感がなく、スープといい具合に調和していて、素晴らしい仕上がり。
2023年4月オープンで名店“八雲”出身。亀戸天神まわりは完全にラーメン激戦区になっている。まず、いい店名。名馬の名前だが「RAMEN」の文字が隠れているところが粋。
「肉・海老ワンタン麺(黒)」を注文。具はチャーシュー、肉ワンタン2個、海老ワンタン2個、メンマ、ネギ。麺は細めストレートの全粒粉入りで三河屋製麺製。
動物と乾物の旨味がじんわりの良いダシ感。醤油は小豆島の正金醤油の桶仕込濃口純使用。これは旨い。
“八雲”ゆずりのワンタンも餡がパンパンで良い感じ。海老もプリプリで良かった。ネギは笹切りで清涼感がより増していて、いい存在感。
名古屋のご当地“好来系”の老舗。大曽根のオズモール内にある。藤井聡太氏が通う店としても知られる。バンテリンドームが近いこともあり、ドラゴンズ選手のサインも。
「松」を注文。好来系ならではのメニュー構成で、松がノーマル、竹がメンマ、梅がチャーシュー、寿が特製。具はチャーシュー2枚、メンマ、ネギ。麺は中ストレート。
タマネギ、ニンジン、ニンニクなどの根菜類に、魚介、昆布、鶏ガラ、豚骨などを加えて煮込んだ薬膳風スープ。優しい味わいだがじんわりと旨味が抜けてくるのがたまらない。
そしてチャーシューの仕上がりがピカイチ。バラの柔らかいチャーシューで、分厚さもよく肉の旨味も最高。ふっくら炊いたメンマも素晴らしい。卓上のお酢やラー油、ニンニクオイルなども少しずつ加えると美味しい。横綱の貫禄たっぷりで最高。
2022年9月オープンで「TRYラーメン大賞」も賑わせた人気店。店主は“とものもと”出身。
年始限定の「中華そば」を注文。具はチャーシュー2枚、ネギ、ノリ、メンマ。麺は細めストレートの自家製麺。
スープは地鶏とブランド豚「3 é mon」、鰹、昆布を複合的に合わせている。ここに芳醇な香り高い醤油ダレ。
麺は加水33%で、はるゆたか、春よ恋、ゆめちから、ネバリゴシ、きぬの波をブレンド。大ぶりの3 é monのチャーシューが2枚乗るのは豪華。
シンプルな鶏清湯ではなく、豚や魚介なども重層的な旨みとなり、奥行きのある味わいに。素晴らしい貫禄。レギュラーメニューもぜひ食べに来たい。
名古屋の豚骨ラーメンの人気店。2013年オープン。“好来系”の名店“好陽軒”の息子さんが営むお店。
「特上豚骨」を注文。羽釜2本と寸胴で豚骨を炊いており、かなりそそる。具はチャーシュー、メンマ、ネギ、ノリ。麺は太め角切りストレート。
丁寧に作られた本格的な濃厚豚骨ラーメンでとんでもなく美味しい。雑さが全くなく、かつ豚骨の旨味や香りをしっかり感じ、いいまとまりになっている。材木のような極太メンマも良い。ノリには店名がプリントしてある。
東京にあっても行列を作りそうなお店。接客も素晴らしく、最高。
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(執筆者: 井手隊長)