ウルトラマンシリーズ最新作『ウルトラマンブレーザー』が、テレビ東京系6局ネットで放映中です。

地球からはるか遠くの天体「M421」からやってきた、揺るがぬ正義感を持つ新ヒーロー・「ウルトラマンブレーザー」が、地球防衛隊が設立した特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD(スカード)」の隊長を務める主人公・ヒルマ ゲントの、人の命を救うために力を欲する強い心に共鳴して一体化。ウルトラマンに変身する隊長、そして隊員・上官らが織りなすハートフルなヒューマンドラマです。

本作で、「SKaRD」隊員、ナグラ テルアキを演じた伊藤祐輝さん、ミナミアンリを演じた内藤好美さん、バンドウ ヤスノブを演じた梶原颯さん、ミナミ アンリを演じた内藤好美さん、ナグラテルアキを演じた伊藤祐輝さんにお話を伺いました。

――写真撮影の様子を見させていただきましたが、本当に皆さん仲良しで見ているだけで楽しかったです。

伊藤:すっかり絆が出来上がりました。撮影の最初の方はあえて仲良くなりすぎないようにしていて。ゲント隊長が色々な場所から「SKaRD」隊員を連れてくる、というはじまりなので、撮影の最初の方は関係性がまだ築けていない雰囲気を出したかったので、あえて仲良くなりすぎないようにしていたんです。最初は関係性がまだ築けていない雰囲気を出したかったんです。じっくり、僕らなりの関係性が作られるまで待とうと、。

――物語と同じ様に関係性が深まっていった感じですね。これくらいを機にグッと距離が近づいたという時期はありますか?

梶原:16話(10月28日放送)が大好きすぎて、16話を推したいですね。「SKaRD」隊員の絆が非常に試される回になっていましたす。

内藤:私たち3人の面白いエピソードもありましたね。

――撮影は全て終えられているということで、クランクアップは皆さんご一緒にでしたか?

内藤:みんなで「おつかれ様でした!」という感じではなくて、一人一人が駆け抜けていった感じでした。でも、ここの3人は最後まで一緒で、本当の終わりまで見届けられたので、スタッフさんたちとも気持ちを分かち合えて。ゲント隊長とエミちゃんは、私たちが終わった後にもまだまだ撮影があったので。

梶原:クランクアップはかなりグッときました。最後に隊長から花束を渡されて、自分の気持ちをお話させていただく時間があったのですが、メイキングのカメラが入っていたのでそちらを見ながら話してしまって。今思えば、みんなの方を見て話したかった…。

内藤:そっか、メイキングが入っていたんだよね。私たち2人はすごい泣いちゃって。

伊藤:本当泣いてしまったよね。

梶原:僕もメイキングの撮影があったからグッと堪えられたけれど、本当に泣きそうでしたtなえ。

伊藤:僕らって今回は、従来のウルトラマンシリーズよりも年齢層が高めの、大人なメンバーなので、「自分たちの持っているものを出し切らなきゃ」というプレッシャーを感じていたので。それをスタッフさんに支えてもらいながら頑張れたので、そういった想いもが込み上げてきて。……寂しかったですね。

梶原:寂しいのが一番ですよね。

内藤:私は連続ドラマ初出演だったので、こんなに同じメンバーで長い撮影ということも初めてだったのですが、学校みたいに「現場に行ったらみんながいる」ということが楽しかったです。

――撮影をとおして、「SKaRD」隊員の皆さんの「お互いのこんな素敵な所を見つけた」という事を教えてください。

内藤:エミちゃん役の搗宮さんは人の良い所を見つけるのがすごく得意で、いつもエミちゃんの言葉に元気をもらっていたので見習いたいなと思いました。副隊長(伊藤さん)は周りを本当によく見てくれていて、スタッフさんへの気配りもすごくて。役柄のまま、みんなをまとめてくださっていました。ヤスノブ役の梶原さんはとにかくポジティブなので、人間なので落ち込むことはあると思うのですが、それを周りに出したり、イラッとする表情を出すようなことが一切ないのですごかったです。蕨野さん隊長は、本当にゲント隊長まんまですね!真っ直ぐで、ちょっと天然で、頼り甲斐のあるリーダーでした。

伊藤:田口監督が、「今回は若いメンバーがぶつかり合いながら成長にしていくのではなくて、それぞれがプロフェッショナルのメンバーが話し合って協力していくストーリーにしたい」とおっしゃっていて、それって現実世界の組織にもつながることだと思うんですね。この5人はそれぞれお互いをリスペクト出来る人たちなので、それがまず素敵な所だと思います。

内藤:本当にこの5人で出来て良かったよね。心から思います。

伊藤:あとは、放送ではじめてエミのアクションを見て、「搗月宮さんこんなにすごいアクションするんだ!」って驚いたんですよね。エミのアクションが発揮される撮影は一緒じゃなかったので、びっくりしました。逆にそれでよかったと思いました。間近であのアクションを見ていたら、ドキドキしすぎてしまう(笑)。

梶原:アンリ隊員役の内藤さんは、本当に努力がすごいです。夢に向かって色々なことにチャレンジしていて。乗馬、語学、目指しているものに対して道順を考えて、着実に進んでいて。

伊藤:目標を決めて行動出来る人って、見ていて清々しいですよね。内藤さんの持ち前のエネルギーがいつも現場を明るくしてくれていました。

内藤:光栄です!!


――最終回に向けて、後半の見どころ注目ポイントを教えてください。

内藤:最後まで「大人なのウルトラマン」だなと思います。もちろん子供も楽しめますけれど、大人の皆さんがより共感できる部分もあるしてくれるのかなと。

伊藤:妻子持ちの主人公主人公は中間管理職で子供もいる設定ですし、ウルトラマンはブレーザーしか出てこないという、これまでのシリーズとは違う部分が多いですが、その設定が最後まで活きていると感じました。「SKaRDはあくまで地球防衛隊の中の組織の一つでしかない」というジレンマが、回を重ねるごとにどんどん出てきて、そこに5人でどう立ち向かっていくのかという。

内藤:リアルですよね。現実世界に近い葛藤があります。それぞれのキャラクターに感情移入も出来ると思います。

梶原:皆さんが親近感を抱く展開が多いですよね。また、怪獣にも「、宇宙から来た怪獣」、と「もともと地球にいた怪獣」がいて、謎も解明されていくので、怪獣にも注目してくださると嬉しいです。

伊藤:ゲント隊長が物語の中で「自分が感じたことが正解」というった様なことを言ってくれますが、この『「ウルトラマンブレーザー」』」自体がそういうお話だなと思います。ぜひ皆さんそれぞれの感じ方、楽しみ方で最後まで駆け抜けていただきたいです。

――今日は素敵なお話をありがとうございました!

撮影:たむらとも

【『ウルトラマンブレーザー』 作品概要】
放送開始日:2023年7月8日(土)
放送時間:毎週土曜日 午前9:00~9:30
放送局:テレビ東京系6局ネット 他
製作:円谷プロダクション・テレビ東京・電通

番組公式サイト:https://ani.tv/ultraman_blazar/
作品公式サイト:https://m-78.jp/blazar/
作品公式Twitter: https://twitter.com/ultraman_series/
出演:蕨野友也 搗宮姫奈 梶原颯 内藤好美 伊藤祐樹 加藤雅也/関智一(第3話ゲスト) /岩田栄慶(スーツアクター)ほか
メイン監督:田口清隆/監督:辻本貴則(辻は一点しんにょう)・中川和博・越知靖・武居正能・宮崎龍太
メイン脚本:小柳啓伍/脚本:小柳啓伍・継田淳・山崎太基・植竹須美男・足木淳一郎・中野貴雄・根元歳三
シリーズ構成:小柳啓伍・田口清隆
オープニング主題歌:きただにひろし「僕らのスペクトラ」・エンディングテーマ:MindaRyn「BLACK STAR」
音楽:TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND

(C)円谷プロ (C)ウルトラマンブレーザー製作委員会・テレビ東京

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 『ウルトラマンブレーザー』伊藤祐輝・内藤好美・梶原颯インタビュー「現実世界に近い葛藤と感情移入しやすいキャラクター