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歌舞伎俳優の市川團十郎白猿さんが24日、歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」シリーズ最新作『信長の野望 出陣』の完成発表会に登場。これまで歌舞伎やテレビドラマで幾度も演じてきた織田信長の魅力を語りました。
1983年3月にシリーズ1作目が発売され、今年で40周年を迎える「信長の野望」シリーズ。24日に事前登録の受付を開始し、8月31日(木)にリリース予定の『信長の野望 出陣』(iOS/Android)は、実際に歩くことで自分の領地を拡大していく、シリーズ初の位置情報ゲーム。
現実の地図とリンクしたゲーム内のフィールドにはお城や施設、武将たちが登場。「武将を集めて采配を振る」「内政で国を豊かにする」「戦いによって領地を広げていく」といったシリーズが持つ面白さはそのままに、プレイヤーは自らの歩みで天下統一を目指します。
また、日本の歴史を作った数々の合戦を舞台に、歩いてミッションをクリアしながら物語を進行していく期間限定のイベントも用意。リリース当初は「桶狭間の戦い」を舞台にしたイベントを予定しているそうです。
歌舞伎の演目『若き日の信長』で「200回近く信長を演じてきた」という團十郎さんは、「信長の計り知れない魅力や佇まいについて父から口酸っぱく教えられました」「やはり子どもの頃から、鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギスや、鳴かせてみせようよりも、鳴かぬなら殺してしまえホトトギスが響いちゃったんですよね。決断の早さだったり、殺してしまうんだ、この人は……という衝撃を受けました」と、小学生の頃から信長にただならぬ魅力を感じていたことを明かしました。
また、「父が大好きで初期の『信長の野望』を一緒にプレイしていた」といい、シリーズ最新作『信長の野望 出陣』にも興味津々。「ゲームのために外を歩き回ると写真週刊誌に撮られそうなので(笑)」と述べて会場の笑いを誘いつつ、「小さい頃は“登用”が難しくて心が折れたけど、またやってみたいですね」「(信長が)光秀を返り討ちにできるなら楽しいですよね」とコメント。
最後には、「野望としては、初代團十郎を『信長の野望』シリーズに出していただけるように頑張りたい」と語り、コーエーテクモゲームスのシブサワ・コウ ゼネラルプロデューサー自らが「前向きに検討したい」と返答していました。