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デジタルバンク「みんなの銀行」では、前回、福岡マラソンと一緒に「みんなのCheerBox」の仕組みを活用して行っている取組みについてご紹介しました。今回、マーケティンググループの上垣がその結果をご報告します。※この記事はオウンドメディア『みんなの銀行 公式note』からの転載です。
「みんなのCheerBox」とは、「みんなの銀行アプリ」を通じて提供する目的別のボックス(貯蓄預金)を活用した、ファンと応援したい相手を“つなぐ”仕組みです。
参加方法は簡単。
①特定の名前(今回の場合は「福岡マラソン」)をつけたボックスを作成
②作成したボックスにお金を貯める。
この2ステップで完了です。こうしてお客さまから集まった預金残高に応じて、みんなの銀行がお客さまに代わって寄付金を送る、という仕組みです(お客さまの口座からお金が引き落とされることはありません)。
今回は以下の概要で、「みんなのCheerBox」を実施しました。
実施概要
■ 対象預金:
みんなの銀行のボックス(貯蓄預金)で「福岡マラソン」の6文字を含む名前をつけたボックス
■ 計算期間:
2022年9月27日(火)~2023年1月11日(水)
■ 計算方法:
①対象預金の②計算期間における平均残高×1%(1円未満切り捨て)
■ 寄付金上限:
100万円
■ 寄付先:
NPO法人はぁとスペース
■ 寄付主体:
みんなの銀行
NPO法人はぁとスペースについて
みんなが一緒に楽しく生活できる、様々な思いやりのスペース作りを目指す活動の一環として、パラスポーツ支援事業を行っているNPO法人です。
今回の「みんなのCheerBox」福岡マラソン編の取組みでは、なんと、上記計算方法から算出した金額が寄付金上限の100万円を上回る結果に!!
というわけで、みんなの銀行ではお客さまに代わって、はぁとスペースさんに100万円の寄付金を送りました。多くの方にご参加いただいたおかげです。本当にありがとうございます!
詳細については以下の通りです。計算期間中の最高残高は約1億7千万円、期間中平均残高(寄付金算出の基となる金額)は約1億1千4百万円となりました。
期間中の最高残高 171,231,444円
期間中の日次末残平均 114,463,092円
寄付金総額 1,000,000円(寄付金上限額)
そして今回、みんなの銀行では初めてとなる寄付金の贈呈式を実施することに! みんなの銀行オフィスで実施した寄付金の贈呈式には、はぁとスペース代表の山本美也子さんと、車いすマラソンの選手として活躍していたご主人の山本浩之さんに、ご参加いただきました。
寄付金贈呈のパネルを用意し、記念撮影や、山本美也子さん、山本浩之さん、みんなの銀行頭取の永吉さん、担当者たちによる座談会を行うなどし、また会の最後には、はぁとスペースさんより感謝状もいただきました。皆さまの気持ちを応援に“つなぐ”取組みの意義をあらためて考えることができ、心温まる式となりました。
車いすキッズ陸上教室の模様(写真提供:はぁとスペース)
はぁとスペースさんが行っているパラスポーツ普及のための活動についてご紹介します。
はぁとスペースさんでは、身体または知的に障がいがある3~18歳までの子どもたちを対象に、月に一度、福岡県または大分県で「車いすキッズ陸上教室」を開催。教室のときだけでなく、競技用車いすを長期間貸し出し、障がいのある子どもたちが日ごろからスポーツ活動を行えるように支援しています。
子ども用の車いすは、成長にあわせて乗り換える必要があり、多くの子どもたちを支援するためにはサイズに合わせた競技用車いすの購入、さらに、使用するうちにすり減ってしまうタイヤやホイールの交換など、安心して使うためには定期的なメンテナンスが必要です。
はぁとスペースさんにお送りした寄付金100万円は、こういった競技用車いすの購入やメンテナンス、車いすキッズ陸上教室の運営など、パラスポーツ支援のための費用として活用される予定です。
福岡マラソン2022の車いす競技(5.2km)では、はぁとスペースさんの支援する選手(すべて子どもたち)が6人出場し、全員が完走しました!
こうした継続的な支援活動が評価され、2022年12月、はぁとスペースさんは「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰で受賞しています。
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/mext_00086.html[リンク]
最後に、代表の山本美也子さんから、今回の取組みにご参加いただいた皆さまへのメッセージをいただきましたのでご紹介します。
「非常に多くの方にパラスポーツ応援のための取組みにご賛同いただき、心より感謝申し上げます。NPO法人はぁとスペースではパラスポーツの普及を目指し、障がいのある子どもたちの陸上教室など様々な活動を行っております。今回、皆さまにご参加頂きました取組みの寄付金に関しても、パラスポーツ発展のために役立てる予定です」
(執筆者: みんなの銀行)