ベルギーの鬼才ファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督の最新作『依存魔』が1月27日より公開。なんとも不安な気持ちになる本編映像が解禁となった。

『変態村』『地獄愛』に続いて、異常な愛の形を描く“ベルギーの闇3部作”の最後を飾る本作。精神的な問題を抱える少女グロリアと、彼女に恋した少年ポールの狂気に満ちた逃避行を描いている。

このたび解禁された本編映像は、二人の逃避行の一場面を切り取っている。お腹を空かせ、鶏を捕まえたポールとグロリア。しかし、鶏を訝しげに眺めていたグロリアは、寝ているポールを慌てて起こす。鶏は自分のおじが送り込んだもので、自分たちを盗聴していると主張するのだが……。理由を聞いてもうまく飲み込めていない様子のポールの表情がなんともはや。二人を演じるトーマス・ジオリア、ファンティーヌ・アルドゥアンの演技力にも引き込まれるワンシーンとなっている。

『依存魔』
2023年1月27日(金)、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー

監督・脚本:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ
出演:トーマス・ジオリア、ファンティーヌ・アルデゥアン、ブノワ・ポールブールド、ローラン・リュカ
2019/ベルギー、フランス/フランス語・オランダ語/DCP/スコープ/カラー/5.1ch/98分/原題:ADORATION/配給:キングレコード

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 鶏に“とある疑念”を抱いた少女が激昂 ベルギーの鬼才が異常な愛の形を描く『依存魔』本編映像[ホラー通信]