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駅員として働いているというTwitterユーザーの「Ti@フリント」さんが、拾得した遺失物に関してインターネット上で注意喚起しています。「拾得した遺失物をSNS等に載せて拡散しないで下さい」とのこと。それはどうしてでしょうか。
Ti@フリントさんによると、拾得した遺失物をSNSに掲載したり、細かい情報を書いたりすることにより、悪意ある人が本人になりすまして遺失物を受け取りに来る可能性があるようです。
<Ti@フリントさんのTwitterコメント>
「某会社で駅員してますが… 拾得した遺失物をSNS等に載せて拡散しないで下さい。載せるにしても細かい情報まで載せないで下さい。写真なんて以ての外です! 拾った本人は親切心でしていると思いますが、本当にやめて下さい。これで何が起こるのか… 直ぐに想像出来ると思います」
「特徴・写真等を載せてしまうと、細かい情報まで見えてしまうんです! 免許証とか写真のある物が入った遺失物なら本人じゃ無いなとか判断出来ますが、無ければ判断する方法は、細かい特徴等を聞いて合致してるかどうかで遺失者に引き渡すしか無いのです」
「なので、細かい情報を書かれてしまうと、それを見た悪意を持った人間が、自分の物で無いのに引取りに来て、特徴等もSNSで知ってしまっているので、こちらとしても本人の物と判断をせざるを得ません。本人確認の公的証明書で名前・住所を確認して渡すので、引渡し相手の確認はしますが…」
某会社で駅員してますが…拾得した遺失物をSNS等に載せて拡散しないで下さい。載せるにしても細かい情報まで載せないで下さい。写真なんて以ての外です!拾った本人は親切心でしていると思いますが、本当にやめて下さい。これで何が起こるのか…直ぐに想像出来ると思います。—Ti@フリント(サメ㌠) (@MXPA12_GR_Flint) January 7, 2023
特徴・写真等を載せてしまうと、細かい情報まで見えてしまうんです!免許証とか写真のある物が入った遺失物なら本人じゃ無いなとか判断出来ますが、無ければ判断する方法は、細かい特徴等を聞いて合致してるかどうかで遺失者に引き渡すしか無いのです。—Ti@フリント(サメ㌠) (@MXPA12_GR_Flint) January 7, 2023
なので、細かい情報を書かれてしまうと、それを見た悪意を持った人間が、自分の物で無いのに引取りに来て、特徴等もSNSで知ってしまっているので、こちらとしても本人の物と判断をせざるを得ません。本人確認の公的証明書で名前・住所を確認して渡すので、引渡し相手の確認はしますが…—Ti@フリント(サメ㌠) (@MXPA12_GR_Flint) January 7, 2023
遺失物の誤渡しは、本来の落とし主に多大な迷惑をかける事になるので、絶対にあってはならない事です。ちなみに、遺失物をあたかも自分の物と偽って引取りをすると、遺失物横領罪になります。と、言うわけで遺失物を届けた際は詳しい事は一切SNSに載せてはいけませんよ。というお話しでした。—Ti@フリント(サメ㌠) (@MXPA12_GR_Flint) January 7, 2023
駅員側は、誰が落とした物かなんて全く分からないんですよ。お客さま自身が、忘れたり、落としたりしない事が一番の防衛手段になるので、電車を降りる際は一度自分が座っていた座席等を振り返って見てみましょう。—Ti@フリント(サメ㌠) (@MXPA12_GR_Flint) January 7, 2023
確かに、拾った物の画像や詳細情報をSNSに載せることにより、悪意ある人が盗もうとして「そのSNS情報を使って本人のふりをして受け取りに行く可能性」は否めません。親切心でSNSに載せたい気持ちは理解できますが、慎重になるべきかもしれません。
皆さんは、街や駅で物を無くしたことはありますか? 無くしたものは戻ってきたでしょうか。ひとつでも多くの遺失物が本人の手に戻るよう、最適な行動をとりたいものですね。
※冒頭画像はフリー素材サイト『写真AC』より
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)