1位に輝いた作品は飛ぶように売れるという各界から大注目のランキング「このマンガがすごい!」で、2017年(「金の国 水の国」)、2018年(「マロニエ王国の七人の騎士」)と連続して1位(オンナ編)を獲得し、別作品で史上初めて二連覇(※異なる作品で)を達成した唯一の作家・岩本ナオ。マンガ好きの域を超え、各界から絶賛され映像化希望が殺到した『金の国 水の国』が待望の映画化!2023年1月27日(金)より全国劇場公開を迎えます。

100年断絶している2つの国。<金の国>の誰からも相手にされないおっとり王女サーラと、<水の国>の貧しい家族思いの建築士ナランバヤルは、敵国同士の身でありながら、国の思惑に巻き込まれ“偽りの夫婦”を演じることに。お互いの想いを胸に秘めながら、真実を言い出せない不器用な2人の<やさしい嘘>は、国の未来を変えるのかー。

先日「このマンガがすごい!」2023が発表され、オンナ編の1位にはトマトスープの『天幕のジャードゥーガル』、オトコ編の1位にはモクモクれんの『光が死んだ夏』が入賞。他にも話題作が続々とランクインし、漫画ファンにとどまらず大きな盛り上がりを見せている。今や広く注目を集める「漫画原作の映像化」だが、来年以降も話題作の公開が続々!そんな毎年大注目を集める「このマンガがすごい!」で2017年に1位(オンナ編)を獲得した原作の映画『金の国 水の国』をはじめ、今から押さえておくべき必見作品を一挙紹介ご紹介!

●『ハイキュー!! FINAL』(劇場版2部作/公開時期未定)
不動の人気を呼ぶ漫画・アニメ作品の続編が映画化!約1年半ぶりの新作に話題沸騰

原作は、古舘春一による高校バレーボールを題材にした漫画作品。バレーボールに魅せられた主人公・日向翔陽と、ライバルとなる“コート上の王様”こと天才プレイヤー・影山飛雄を筆頭に、高校生たちが強豪校に挑みながら成長を遂げていく姿を描く。2012年~2020年まで週刊少年ジャンプで連載され、TVアニメ、劇場版、OVAなどいずれも幅広い世代に絶大な人気を誇る。今年8月には、アニメの続編を描く劇場版の2部作『ハイキュー!! FINAL』の制作が発表され、Twitterでトレンド入りを果たすほどの盛り上がりを見せた。日向たちによるド迫力の決戦を大スクリーンで堪能できる、待望の映画最新作の動向から目が離せない!

●『BLUE GIANT』(2023年2月17日(金)公開)
“音が聞こえてくる”と話題になった漫画がついに映像&映画化!

2013年に石塚真一がビッグコミック(小学館)で連載を開始した漫画「BLUE GIANT」。世界一のジャズプレーヤーを目指す青年・宮本大が、日本のジャズシーンを変えるという熱き夢を掲げ、仲間と切磋琢磨する物語が描かれる。エキサイティングで感動的なストーリーや、音楽シーンの圧倒的表現力などで多くの読者を魅了し、“音が聞こえてくる漫画”とも評されている本作。「劇場の最大の音量、最高の音質で、本物のジャズを届けたい」というスタッフの想いから、TVアニメ等ではなく、アニメーション映画としての制作が決定。映画音楽は、日本のジャズシーンのトップランナーであり、世界的ピアニストの上原ひろみが担当。制作陣が熱い思いをのせ満を持して映画化となった本作で、どんな“音”を響かせてくれるのか。ぜひ劇場の音響でその楽曲に酔いしれてほしい!

●『金の国 水の国』(2023年1月27日(金)公開)
映像×声優×音楽、超豪華キャスト&制作陣が集結!<最高純度>溢れる結末にきっと2023年“初泣き”する―珠玉の作品が誕生

その中でも、映画化で大きな注目を集めているのが、来年1月27日(金)公開となる『金の国 水の国』。賀来賢人と浜辺美波がナランバヤルとサーラ役の声優としてW主演を務め、戸田恵子、神谷浩史、沢城みゆき、木村昴ら人気実力派声優が集結していることでも話題に。制作スタジオは、世界からも熱い支持を集める老舗スタジオ・マッドハウス。監督には、そんなマッドハウスの逸材である、渡邉こと乃が抜擢されている。さらに音楽は、地上波放送などでも注目を集めたアニメ「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」や大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などの楽曲を制作したEvan Call、そして実力派シンガーの琴音がテーマ曲歌唱を務める。特に渡邉監督は、本作が「このマンガがすごい!」オンナ編1位に輝いた2017年に原作を読んで作品に惚れ込み、「(本作のように)読後に多幸感がしっかり感じられる作品が今の時代に求められている」として、映画化への決意を新たにしたと言う。原作へのリスペクトが溢れる渡邊監督を筆頭に、最高峰の豪華キャスト&制作陣による待望の映画化にますます期待が高まる!
豪華クリエイター陣の想いが結集された珠玉の117分。

本作の舞台となるのは、水以外なんでも手に入る商業国家<金の国>と、貧しいが豊かな水と緑に恵まれる<水の国>。<金の国>のおっとり王女サーラと<水の国>の貧しくも家族思いの建築士ナランバヤルは、敵国同士の身でありながら両国の思惑に巻き込まれ、なんと”偽りの夫婦“を演じることに。ナランバヤルとサーラによる偶然の出会いから少しずつ距離を縮めていく恋模様や観客の心をぐっと掴むような心温まるセリフをはじめ、魅力的なキャラクターが織りなす物語は要注目。そして偽りの夫婦という2人だけの小さな嘘は、やがてお互いを想いやる”やさしい嘘“へと変わってゆく―。敵対する国をも動かす展開が導く、驚きの結末にあなたはきっと涙する―最高純度の優しさに2023年初泣き間違いなしの『金の国 水の国』にぜひご注目を。

他にも、“完全新作”としてアニメ映画化が発表された池田理代子の代表作『ベルサイユのばら』や、2023年初夏に前編・後編の2部作連続で公開となる劇場版『美少女戦士セーラームーンCosmos』まで、漫画原作の映画化作品が目白押し! 漫画とはまた違う新たな魅力が楽しめる映画化に期待が集まっています。

(C) 岩本ナオ/小学館 (C) 2023 「金の国 水の国」製作委員会

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 待望の映画化『金の国 水の国』から『ハイキュー!!』まで! 注目すべき漫画原作の映画化作品まとめ