2Dアニメーションの世界と、現実世界を舞台に繰り広げられるミュージカル・コメディの名作映画『魔法にかけられて』から続く物語を舞台にした最新作『魔法にかけられて2』がディズニープラスにて現在、独占配信中。配信がはじまると、SNSでは「ありとあらゆるディズニーのオマージュがあちこちに散らばってて最高!」「相変わらずの楽しい世界観」「歌がめっちゃ良い!」など、「魔法にかけられて」ならではのファンタジーな世界観に心奪われる人が続出。そんな中、本作の監督を務めた『glee/グリー』や、『ヘアスプレー』などで知られるアダム・シャンクマンが、続編誕生のきっかけを語ったコメントが到着しました。

本作は、前作『魔法にかけられて』で、ロバートと結ばれたジゼルが、15年後ニューヨークから郊外にある田舎町モンロービルに引っ越すところから物語が始まります。しかし、その生活では引っ越しに反対だった娘モーガンとの溝は深まり、様々なトラブルも頻発。さらには、町で幅を利かせている嫌味ったらしいママ友、マルヴィーナ・モンローに目を付けられるなど災難続き……。その結果、幸せだったアンダレーシアの生活を取り戻したいと願う彼女は意を決して魔法の力を借りることを決めるのだが、うっかり町全体を“おとぎ話の世界”に変えてしまいます。やがて魔法の力はたちまち街町や家族に危険を及ぼすようになり、明るく天真爛漫だったジゼルは、“いじわるな継母”へと次第に変化。

アダムは本作について、「僕はこの作品の打ち合わせをしたときに、『ジゼルは継母なんだよね。彼女はモーガンの継母なんだ』と言っていたんだ。それが僕にとって絶対的な(この企画の)飛躍ポイントになったんだ。前作の物語からの続きという意味で、これは完璧だと思ったね。なぜなら、彼女には、もう魔法を信じないであろう、成長した娘がいるんだ。そして僕は、『そこから始めようよ』と言って、そこから先は、スリル満点の展開だった。それは、そういったいろんな物を見つけながら進むソリのようだったよ」と、本作が誕生したきっかけとなるエピソードを語っています。

さらに、「すべてはエイミーとジゼルから始まっているんだ。つまり、エイミー、僕が今まで言ったことがあるかどうかわからないけど、僕たちは非常に似た言語を話すので、僕は、長い間エイミーと仕事をしたかったんだ。僕たちは友達なんだよ。そして、僕たちはミュージカル・オタクであり、ディズニー・オタクでもある。そして、ふと、エイミーとではなく、エイミーのための映画を作りたいと思ったんだよ」と、主人公ジゼルを演じたエイミー・アダムスの存在が、アダムを本作の制作へと駆り立てたのだそう。そして「エイミーは、僕にとてもインスピレーションを与えてくれるんだ。これが僕達のオムレツ(僕らが作りあげたもの)なんだ。だから、みんなが楽しんでくれることを願っているよ」と、本作をアピール。

魔法の力でおとぎ話の世界に変わってしまったモンロービルで翻弄される個性豊かな登場人物たち。深夜12時の鐘が鳴りやめば、魔法のかかった町は二度とも戻らないことに・・・モーガンは、“いじわるな継母”へと変わりつつあるジゼルや、町を救い、“永遠の幸せ”を取り戻すことができるのか?前作よりさらにスケールアップし、夢と魔法と音楽に彩られたファンタジー・コメディ『魔法にかけられて2』に是非ご注目を。

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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 『魔法にかけられて2』続編誕生のきっかけはエイミー・アダムス「彼女のための映画を作りたいと思ったんだよ」