全世界歴代興行収入第1位に輝き、それまでの映像界の常識を一変させた革命的超大作『アバター』(09)。映画の頂点を極めた巨匠ジェームズ・キャメロンが13 年間心血を注いだシリーズ最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が全世界同時12 月16 日(金)にいよいよ日本公開。

前作は、第82 回アカデミー賞で作品賞、監督賞を含む9部門にノミネートされ、その中でも視覚効果賞、美術賞、撮影賞の3部門を受賞、3D作品で初めて撮影賞を受賞する快挙を成し遂げている。さらに、キャスト陣の俳優人生も一変したようで、ヒロインを務めたゾーイ・サルダナは「『アバター』に出演したことで、私はキャリアとライフスタイルを築きながら、家族を養うことができたの」などと、前作から受けた影響を明かしています。

前作で神秘の星パンドラに住むナヴィの族⻑の娘ネイティリを演じたゾーイ・サルダナは、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズで
ヒロインのガモーラを演じ、同キャラクターで『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』にも出演。世界中でただ一人、全世界歴代興行収入第1 位と第2 位(『アベンジャーズ/エンドゲーム』)の両作品に出演するハリウッドスターとして地位を確立
しています。

『アバター』が公開される以前、大作で主役級の役を演じることが少なかったゾーイは、「『アバター』に出演したことで、私はキャリアとライフスタイルを築きながら、家族を養うことができたの。それはアーティストにとって非常に重要なことよ」と、前作が自身の人生に大きく影響を与えたのだと告白しています。出演後はマーベル作品で物語を大きく動かす重要な役を担い、他にも映画『アムステルダム』や『アダム&アダム』といった数々の話題作に出演するなど、更に活躍の幅を広げる彼女は「私は、演技についてちゃんとした訓練を受けたわけではなかった。でも、『アバター』に関わったことはニューヨーク大学のコースと同じくらい勉強になったわ。ストーリーテリングを無条件に愛するアーティストとして、キャラクターを深く掘り下げ、バックストーリーを作るという俳優の在り方を私に植え付けてくれたのよ」と明かしており、前作での撮影を通して、改めて演技について深く考えることができたのだそう。

人生を変えるほどの影響を与えた『アバター』ですが、公開直前の最新作でゾーイは再びネイティリを演じます。ネイティリはパンドラの一員とな
った元海兵隊員のジェイク(演:サム・ワーシントン)と結ばれ、家族を築き、子供たちと平和に暮らしていた。しかし、再び人類がパンドラに
現れたことで神聖な森を追われ、未知なる“海の部族”の元へ身を寄せることに。人類はどこまでも標的のサリー家を追い続け、ついに美しい海辺の楽園にも侵略の手が迫るが…、ゾーイ演じるネイティリは大切な家族、そしてパンドラを守ることができるのか? 多くの命を育み、あらゆる生き物の架け橋となる海を舞台に、神秘の星パンドラや愛する者たちを守るための壮絶な戦いと感動のドラマが描かれた最新作に期待が高まるばかりです。

ジェームズ・キャメロン監督はこれまで、『アビス』(89)『タイタニック』(97)で海を描き、『ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密』(03)というドキュメンタリー映画をも製作、さらにスキューバダイバーとしても知られる。海をこよなく愛するキャメロン監督だからこそ描ける今人類が体感することのできる人類史上最高の目も心も奪われる「映像体験」が幕を開けます。

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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 『アバター』がなければマーベル作品の出演もなかった? ゾーイ・サルダナが語る、全世界No.1 大ヒット映画の影響