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OPPOが9月30日に発売した10.3インチタブレット「OPPO Pad Air」のレビューをお届けします。発売当初は3万7800円(税込)だった価格が、記事執筆時点ではAmazonで9%引きの3万4364円(税込)に。高コスパなエンタメタブレットとして注目できる製品です。
厚さ約6.9mm、重量約440gと薄型・軽量なデザイン。アルミニウム合金製の背面パネルには独自の加工技術「OPPO Glow」を施し、指紋や汚れがつきにくく高級感のある質感を実現しています。背面上部の波打った模様は砂丘をイメージしているそうで、どれも似た見た目になりがちなタブレットの中では独特の存在感を放っています。
CPUはQualcomm Snapdragon 680を搭載し、RAMは4GB、内蔵ストレージは64GB。ストレージの空き容量が十分確保されている場合、その一部を使用して最大7GBにRAMを拡張することができます。映像コンテンツの再生やクラウドゲーミングには申し分のないスペック。18Wの急速充電に対応する7100mAhのバッテリーを搭載し、フル充電で最大約12時間の連続動画視聴、最大約83時間の連続音楽再生に対応します。約800万画素のカメラ、約500万画素のインカメラを搭載し、インカメラによる顔認証に対応するのが便利。
両側面に2つずつ、計4基のスピーカーを搭載。Dolby Atmosの立体音響に対応し、迫力の低音や臨場感あるサウンドが楽しめます。
両手で持って動画を視聴すると、スピーカーの音響がベストポジションの状態で鑑賞できます。
解像度は2000×1200ピクセル。8mmの狭額縁で、画面占有率は83.5%。Netflix、Prime VideoのHD動画再生に対応します。
Disney+でDolby Atmosに対応した『スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー』を鑑賞してみました。10億色に対応するIPS液晶で美しい映像が楽しめるのはもちろん、最も印象的に残ったのがサウンドです。劇中でタイ・ファイターが空をつんざく轟音と共に現れた際には、迫力ある音響が自分の周りを回る、劇場にいるような体験ができました。薄くて軽いタブレットで、この体験ができるのは驚きの一言。
ゲームでも迫力あるサウンドと共に、臨場感のあるプレイが楽しめます。Google Playからインストールした「Xbox Game Pass」アプリでクラウドゲーミングサービス「Xbox Cloud Gaming」を遊んでみたところ、コンシューマー向けタイトルでも滑らかな映像、良好な音響でプレイすることができました。
Android 12ベースのColorOS 12では、ブラウザを見ながらTwitterのタイムラインをチェックできる2画面分割に対応する他、ディスプレイを白黒にして電子書籍を読みやすくする「アイコンフォート」機能に対応。ウェブの閲覧や電子書籍にも活躍します。
仕事にも使えるハイスペックなタブレットというより、高品質なエンタメを楽しむタブレットとして使い勝手のよいOPPO Pad Air。店頭で手に取る機会があったら、是非そのサウンドを体験してみてください。