浅いファクトチェックで生暖かく見守られている日本ファクトチェックセンター(JFC)が、また間違いを指摘され、ファクトチェックがファクトチェックされている。

センター「誤情報が拡散する背景にはmRNAへの不信感」

日本ファクトチェックセンターの公式Twitterが「今年のインフルエンザワクチンはmRNAという情報が拡散していますが、誤りです。今年度中には使われません。誤情報が拡散する背景にはmRNAへの不信感がありますが、専門家は「調査で継続的に有効性と安全性が評価されている」と指摘します」とツイート。

先生「しっかりと言葉を使いましょう」

それに対して小説家であり医師の知念実希人先生が「mRNAでなく『mRNAワクチン』ね。大切なところなので、しっかりと言葉を使いましょう。あと『mRNAへの不信感』ってなんですか? mRNAは人間の全身で、常に作られているものですよ。もし『mRNAワクチンへの不信感』だとしたら、その安全性が確認されていることをあなた方は伝えるべきでしょ」とコメント。



間違っていれば鋭い指摘

日本ファクトチェックセンターは、その役割の性質上、より正確性が求められています。なにより、他のどの記事よりも注目を浴びることになり、間違っていれば鋭い指摘が突き刺さる流れができています。

誰もが安心して信用できるファクトチェックを

ニュースや事象を正しく伝えたい気持ちは理解できます。忙しすぎて猫の手も借りたい職場環境かもしれません。とはいえ、読者も、編集者も、記者も、フリージャーナリストも、誰もが安心して信用できるファクトチェックをしてもらいたいところです。

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 日本ファクトチェックセンターがファクトチェックされる