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“出川イングリッシュ”は2年半経った今も健在だった。9日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)では、出川哲朗による人気チャレンジ企画「はじめてのおつかい」が復活。2020年2月の第10弾からコロナの猛威により中止の憂き目に遭っていたが、その再開は番組のファンにとって、これ以上の朗報はないだろう。
イギリス・ロンドンで行われた第11弾では、“お嬢”こと河北麻友子をサポート役に、難解な場所探しに挑んだ出川。東半球と西半球の境目にあるというグリニッジ天文台を目指すも、“半球”という言葉が分からず、道行く外国人に「アース(地球)をカット!」と、身振り手振りで説明。だがそのジェスチャーに「Like Karate?(空手?)」と聞き返されてしまう始末。
別の通行人には「イーストハーフボール、ウエストハーフボール」と説明したり、より広い宇宙の視点から探ろうと、『エイリアン』や『E.T.』と、とにかくSF映画を紹介していた。そこへ居合わせたカンの良い別の外国人が「グリニッジ天文台」と答えを導き出し、出川もようやくゴールしていた。
そんな「はじめてのおつかい」で、もう1つというか、もう1人“復活”したのが、ベテランナレーターの真地勇志(まち ゆうじ)だ。同番組にはもう1人、立木文彦(たちき ふみひこ)という、これまた超人気ナレーターがいるが、それまで前半の企画は主に真地、後半は立木というふうに担当パートが分かれていた。だが最近は立木1人で前後半すべてを担当。真地の不在に、少なからずファンも寂しさを感じていたようだ。
イッテQ!のほか、『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』や『ディスカバリー・エンターテインメント 秘密のケンミンSHOW 極』(以上、同系)、さらには『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)など、さまざまな番組の声を彩ってきた真地。
昨年1月、声帯を治療するために約1か月間の休養に入ったあと、“笑コラ”は正式に降板。また、“ケンミンSHOW”や“金スマ”といった番組に関しても、若干、治療の影響もあったせいか、最近はあまり声を聞く機会が減っていた。
“イッテQ!”に関しても先述のように、真地の声が遠ざかっていたが、“はじめてのおつかい”の復活に合わせたのか、元気な声を聞かせてくれた。これにはファンも
・真地さん復帰されてる?!
・イッテQ真地さんが読んでる!
・真地さんだ! 久々に聞いた気がする
・真地勇志氏もイッテQ復帰おめでとうっ!
と歓喜の声が上がっていた。
次回16日は2時間スペシャル。真地の担当が引き続きあるのかは定かではないが、その名調子をまだまだ聞かせて欲しいものだ。
(執筆者: genkanaketara)