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24日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で話題となったのが、「罰ゲーム講習会」。ますます厳しくなるコンプライアンスの波を受け、芸人たちも罰ゲームを食らう前に「安全講習会」を受講しなければならないという、あり得ない、だが一概にマユツバとも言えないドッキリを掛けられたらどういう反応を示すかを検証した。
そこで紹介された罰ゲームが、「タライチキンレース」。自己申告で頭上から落ちるタライの高さを決めて落下させ、それをギリギリで止めるという王道のバラエティ企画だが、ニセの講習会では、運転免許の講習ビデオのようなタッチで、全くデタラメの事故VTRが流れた。
芸歴8年の芸人Aさんが、爪痕を残そうと5メートルの高さからタライを頭上から落としてしまった結果、頸椎圧迫骨折を負い、番組は休止に追い込まれたという、めちゃくちゃなストーリー。
さらに円グラフで、タライチキンレースにおける、タライの高さを解説。「1~2メートルが60%、3メートルが25%、4メートルが10%、5メートル以上が5%」と図示されていた。
そんな“水ダウ”を見た視聴者が思い出したのが、21日深夜に放送された日向坂46の冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系)だった。
この日、番組で行われた企画が、伝説のバラエティ『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)の人気コーナー「ひょうきん懺悔室」をモチーフとする、メンバーによる過去の懺悔大会。
そこでは、幼い頃、マクドナルドのハンバーガー買いたさに、兄の貯金箱から「ちょっくら抜いていた」森本茉莉の激ヤバ本性や、正味3分しか店員と話していないのに笑顔で「40分」と盛っていた河田陽菜の時間軸のおかしさなど、日向坂というアイドルグループの良い意味での“特異性”が露呈していたが、そんなメンバーの懺悔に、大小関わらずことごとく懺悔室行きを命じていたのが、“神様”役のオードリー春日俊彰だった。
そんな懺悔室で行われた罰ゲームがタライ落とし。だがタライチキンレースのように高さを自己申告することはできず、全てスタッフのさじ加減。結果的にタライ落としを受けたメンバーは、先ほどの森本だけだったわけだが、さらに、番組を面白くしようと暴走した春日まで、タライ落としの罰を受けることに。
だがキャプテンの佐々木久美は真顔で、「タライ、もうちょっと上がりますかね? 花吹雪の方、もう大丈夫です」と、スタッフに指示していた。
この容赦ない指示によってどんどん上がるタライの高さに、春日は「近年まれに見る高さでございます。自分からあんなに小さく見えるタライ、経験したことないです」と戦々恐々。
その様子を、若林正恭とメンバーが笑う構図は、日向坂とオードリーが築き上げた信頼関係の深さも表している。結果、代わって“神様”役を演じた富田鈴花から「(やたらと言い訳が)長い!!」とバツを示し、春日は見事にタライを受けていた。
ここでファンの話題を呼んだのが、そのタライの高さ。目測でもゆうに5メートルは超えていたように見える。ただし春日の身長も加味すると、それより距離は短くはなってはいるのだろうが、いずれにしても“水ダウ”でドッキリとはいえ、議論の対象となるタライ落としを悠々と行っている“ひなあい”はさすがの一言に尽きる。
また今回、タライを受けたメンバーは森本だけだったが、もし仮に日向坂の全員が同じことをされても、あまりかわいそうとは思えないのは、彼女たちにバラエティの耐性があるからに他ならない。
さて、そんなバラエティモンスターの遺伝子を受け継ぐであろう、これから新たに加わる予定の4期生たち。今、どんな心境でお披露目を待っているのだろうか。
(執筆者: genkanaketara)