伊坂幸太郎の大ベストセラー小説「マリアビートル」を、ブラッド・ピット主演、『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督がハリウッド映画化したアクション超大作『ブレット・トレイン』が、9月1日(木)より公開となります。



公開を記念して、8月23日、東海道「新幹線のぞみ」の“中”でイベントが開催! 主演のブラッド・ピット、アーロン・テイラー=ジョンソン、真田広之、デヴィッド・リーチ監督が、東京駅から京都駅までを動く史上初の映画のレッドカーペットに登場しました。筆者もこのスペシャルなイベントに参加してきましたので、その様子をレポートいたします!


『ブレット・トレイン』とは



超高速列車に乗り合わせた10人の殺し屋たち それは仕組まれた罠だった… やがて繋がる10人の過去、そして因縁 物語の最後、終着点・京都で明らかになる衝撃の真実とは―― 時速350km、京都に向かって絶望が加速する120分―― ブラッド・ピット主演、待望のミステリー・アクション!



この超高速列車が日本の新幹線をモデルに描かれており、映画の中でも東京から京都を移動! グリーン車ならぬ“ファーストクラス”や、飛行機の様なワゴンサービス、ラウンジのシーンが入り混じる「それ新幹線と違うよ!」という可笑しさも魅力の一つなのです。


JR東海全面協力!新幹線の中にイベント会場が




筆者が乗車した貸切車両は、全面『ブレット・トレイン』にデコレーション。映画に登場する着ぐるみのキャラクター“モモもん”がデザインされたハンカチタオルが座席一つ一つに飾られていて楽しいムード満点!



MCを務める伊藤さとりさんも映画さながらのコスチュームでイベントを進行しました。


新幹線車両にプラピ、アーロン、真田さん、リーチ監督が降臨!




いよいよ登場したブラッド・ピット、アーロン・テイラー=ジョンソン、真田広之、デヴィッド・リーチ監督。皆さんと「同じ空気を吸っている」どころか、「同じ車両に乗っている」事実がテンションを上げに上げてくれます。



ここでは作品に関するQ&Aコーナーが。


Q:今日新幹線に乗ってみて、いかがですか?


ブラット・ピット:映画の撮影現場にいるような感じがして、デジャヴを感じています。ロックダウンの中での撮影ということで、セットで新幹線を作って、LEDで景色を映し出していたんですね。まさにこんな感じだったんです。


アーロン・テイラー=ジョンソン:この様に日本の方に迎えられて嬉しいです。映画の中では“運”についての会話が出てきますが、今日は最高にツイています!


デヴィッド・リーチ監督:今、非日常を感じています。こうしてカメラで撮影されてとってもシュールです(笑)。


真田広之:こうして映画を一緒に作った仲間とキャンペーンが出来ることを本当に嬉しく思います。



Q:伊坂幸太郎さんによる、日本の小説が原作ですが、出演の決め手は?


ブラット・ピット:ロックダウンがはじまって、5ヶ月くらいたって気が滅入っている時にこの脚本をもらって、とにかく笑いました。


アーロン・テイラー=ジョンソン:ブラットがいった様に、暗雲が立ち込めている様な気分の時に、この素晴らしいキャラクターたちに惹かれましたし、このすごく楽しい映画に参加したいと思いました。まずは「日本に行ける!」


真田広之:日本の小説が原作で、素晴らしいキャストをむかえて世界公開出来るという喜びと、絶妙にアナフトされた脚本を読み、何度か仕事したデヴィットが監督を務めるということで「面白くないわけがない」と。「乗車します!」と即答しました。



Q:ブラット・ピットさんと真田広之さんは初共演となりましたが、ご感想は?


ブラット・ピット:真田さんが入ってくれたことによって、作品の格が上がりました。45年間ですか? 長年アクションを続けていることが素晴らしいですし、一緒に仕事ができてとても光栄でした。「エルダー」というキャラクターには重みのある役者が必要でという話を監督としました。真田さんが入ってくれて、この映画の魂と心臓の部分が完成したと思います。


真田広之:プレッシャーになるので、撮影前に(今の言葉を)聞かなくて良かったです(笑)。実は俳優をはじめて55年になります。


ブラット・ピット:(「ごめんなさい」という感じで笑顔)


真田広之:(ブラット・ピットは)最初に会った時から気さくでフレンドリーで、映画にかける情熱が素晴らしいので、その空気感に包まれて仕事出来たことが幸せでした。彼の笑顔が現場を包んでくれた。機関車の様な……トーマスかどうかは分かりませんが、包み込んでくれるエネルギーがあります。



▲恐縮する真田さん。



ブラット・ピット:日本に対する愛情を感じていただける作品になっています。アクションも素晴らしいのでぜひ楽しんでください!









楽しいイベントをありがとうございました!


作品情報



『ブレット・トレイン』 (原題: BULLET TRAIN)


日本公開表記:9月1日(木)全国の映画館で公開

原作:伊坂幸太郎「マリアビートル」(角川文庫刊)


監督:デヴィッド・リーチ

脚本:ザック・オルケウィッツ

キャスト:ブラッド・ピット、ジョーイ・キング、アーロン・テイラー=ジョンソン、

ブライアン・タイリー・ヘンリー、アンドリュー・小路、真田広之、マイケル・シャノン、

バッド・バニー(ベニート・A・マルティネス・オカシオ)、サンドラ・ブロック


日本語吹替版声優:堀内賢雄(レディバグ)、山本舞香(プリンス)、津田健次郎(タンジェリン)、

関智一(レモン)、木村昴(ウルフ)、井上和彦(エルダー)、阪口周平(キムラ)、立川三貴(ホワイト・デス)


上映時間:2時間6分

レーティング:R15+


情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 ブラット・ピットらが“新幹線内”レッドカーペットに登場! 「真田さんのおかげで映画の格があがった」映画『ブレット・トレイン』