2012年から長期にわたって発生し、問題視された「パソコン遠隔操作事件」をご存じでしょうか。真犯人が他人を犯人に仕立て上げ、警察を翻弄させた事件です。あまりにもディープな内容の事件なので詳細は省きますが、犯人はこの犯行を楽しんている節がありました。


江の島に棲む猫にSDカードを仕込む


犯人は2013年1月5日未明、犯人は報道機関に「江の島に棲む猫にiesys.exeのソースや犯人の主張を記したテキストファイルを記録したチップを預けた」という内容のメールを送信。筆者は夜明け、すぐに江の島に出向き、その猫を発見した。


地元民にも観光客にも可愛がられている


江の島には無数に猫が棲んでおり、おおくの猫が人になつき、地元民にも観光客にも可愛がられている。SDカードを首輪に仕込まれた猫も人になついており、TBS記者や筆者が発見した際も逃げることなく撮影できた。













刑事「見つけたら触らず報告するように」


筆者らだけでなく、その場には刑事もおり、猫発見前から「見つけたら触らず報告するように」と伝えられていた。それゆえ、猫の撮影だけにとどめて触らず、刑事がSDカードを回収するシーンを撮影した。


地域住民「もうしんだと思う」


その後、この猫を調査したところ、地域住民から「もうしんだと思う」と言われた。本当に命を落としたのかどうかは不明だが、確かに、江の島でこの猫を見つけることはできなかった。人に危害をくわえる犯行は許されるものではないが、動物にも同じことがいえる。人間の犯罪に動物を巻き込むべきではない。



(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)




情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 パソコン遠隔操作事件の「首輪にSDカードを仕込まれた江の島の猫」を発見した瞬間