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餃子の街といえば、栃木県・宇都宮。観光客向けの店ばかりじゃないの? という疑問を持つ人もいるかと思いますが、それは大きな間違い。栃木県民、宇都宮市民、地域住民が日常的に餃子を食べているようで、現に宇都宮市民の女性は「コンビニ行くぐらいのペースで餃子食ってる」と話していました。本当に!? それは言い過ぎな気もしましたが、それほど餃子が大好きな宇都宮市民。そこにあるお店はどこもガチの店、といえるのではないでょうか。
そこらへんに餃子がおいしい食堂がたくさんあるのですから、そりゃ、日常的に餃子を食べに行ってしまいましすよね。まさに餃子好きにとって最高の地、それが宇都宮。そんなウマすぎる宇都宮の餃子ですが、あの人気ゲーム『桃太郎電鉄』シリーズでも宇都宮の餃子屋が「ギョーザ屋」として登場しています。
しかも、単にギョーザ屋として登場しているだけではありません。『桃太郎電鉄』のギョーザ屋のモデルになったお店が存在し、公式に「桃鉄に登場したお店」として存在するのです。
そのひとつが『宇都宮みんみん本店』(栃木県宇都宮市馬場通り4-2-3)。店内には桃鉄公式のステッカーが貼られていました。これは期待しかない。
『宇都宮みんみん本店』のメインの餃子は焼餃子(税込300円)、揚餃子(税込300円)、水餃子(税込300円)なので、そのすべてをオーダー。
すべて1人前6個です。ちなみにこのお店では餃子をギョウザといわず「ちゃおず」といいます。さよなら天さん……。
調味料はラー油、醤油、酢。それらをお好みで使って焼餃子を食べます。醤油少なめ、酢多めが好きなので、今回もその構成で食べましたが、いやー、うまい。何が凄いかって、ご飯に合う。
たっぷりと酢を吸い込んだ餃子の具(あん)がホロホロと崩れて広がり、米の旨味をキリッと引き立てます。
揚餃子は限りなく油の存在を感じさせない超ドライなクリスピー食感。これも酢がバッチリ合いましたよ。水餃子はゆで汁に醤油や酢を入れて食べても良いとのこと。フワフワでトロトロな食感の水餃子は醤油多めがバッチリ相性良かったです。
桃鉄に登場したギョーザ屋『宇都宮みんみん本店』、確かに、桃鉄に登場してしまうくらい満足度が高い餃子でした。オススメの食べ方があります。焼餃子を3人前ぐらいオーダーして大盛りライスでガツガツ食べる。これ最高。
店名: 宇都宮みんみん本店
住所: 栃木県宇都宮市馬場通り4-2-3
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)